第八話
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めましてをやりに行こう。それに瞬間移動ならすぐだし。ママも瞬間移動だけは覚えたよね?」
わたしはスピリット修行でいろいろな技が使えるようになったりしたのだけれど、ママは結構不器用だったみたいで瞬間移動くらいしか覚えられなかったのだ。
「そうだけど、カカロットの気なんて覚えていないよ」
「大丈夫、その辺はわたしが何とかするから」
育ててもらったヤードラット星に別れを告げて地球へと瞬間移動すると、ブルマの家でトランクス達がタイムマシンで未来に旅立とうとしている最中だった。
集まった中には当然のようにモンテが居て…
ガシッ
「な…」
「何者だっ!」
今まさに背後から悟空の胸を貫こうとしていたモンテの腕を横から現れた少女が掴んで止めていた。
「はぁっ!」
少女はモンテを蹴り上げると追ってモンテに迫る。
「お前は…まさかっ」
モンテは超サイヤ人に変身すると少女の攻撃を凌ぐ。
「調子に乗るなよっ!」
攻撃に転じるモンテにたまらず少女は身を引いた。
「はっ!」
少女の髪が金色に染まり逆立つ。
「超サイヤ人…だと?」
とベジータ。
「だが、モンテの気は変だ。これではまるでオルタの様では無いか」
どす黒い気がモンテを覆っている。その気は以前感じたオルタの気そのもので…
「はぁああっ!」
モンテが掌から気功波を撃ち出す。
「かめはめ波ぁあああっ!」
少女が撃ちだした気功波が撃ち合いになって相殺。
「かめはめ波だとぉっ!」
驚きの声をあげるピッコロさん。
「この先邪魔になるであろう最大の邪魔ものをこの機に始末しておこうと思ったのだが…どうやら失敗したらしいな、だが…」
その右手にいつの間にか一つの指輪が嵌りその両耳に緑色のポタラが嵌っていた。
「この体は素晴らしい…」
「やめろ変態っ!わたしの体で何をするっ!」
「もう私の体だ…それにこの時間軸では私の目的は叶いそうにないな…ならば」
そう言ったモンテの体が一瞬で消えて行った。
空中から降りて来た少女に駆け寄る妙齢の女性。
「モンテ、いきなり飛び出して行って…大丈夫だっだ?」
「モンテだと…?」
「それにあの女性も尻尾がある…サイヤ人か?」
「いぃ!?サイヤ人の生き残りって結構いるんだな。オラびっくりしたぞ」
少女を抱きしめた妙齢の女性はその懐かしい声色に視線を彷徨わせた。
そして一人の人物を見つけるとぽつりと呟いた。
「カカロット…カカロットだろ」
「え、どうしてオラの名前を知っているんだ?」
困惑する悟空。
「カカロットォっ!」
ガシっと悟空に抱き着く妙齢の
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