第八話
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明できないわ」
おい、天才っ!
「ほれ、自己紹介しろアホ娘」
ピッコロさんはいつも私に辛辣だ。
「モンテです。マークの娘で悟飯くんの奥さんになったビーデルの妹、パンちゃんの叔母さん……おば…さん…」
おばさんという言葉にショックを受けて地面に倒れ込んだ。
「誰だ、マークって」
悟空さんが分からんと唸る。
「わたしのパパよ」
「オメェの父ちゃんってミスターサタンじゃねえのか?」
「パパの本名はマークって言うの」
「知ってたか?」「知らなかった」
そこかしこでどよめきが起きた。
パパェ…
「そうですか…すみません…しかし無関係にしては似すぎている」
そうして語られたトランクスの未来の世界。
そこではモンテと名乗る女性一人で地球が壊滅させられているそうだ。
勿論トランクスも応戦したのだが敵わず、少しでも戦力をと以前飛んだ過去の時代へと再び時間移動してきたそうだ。
「たぶんその時なにか不慮の事態が起こったのね。あなたが飛んだ時代よりもさらに先で別れた世界に間違えて出ちゃったのよ」
「そんなっ」
「で、あなたの時代で暴れている存在があそこにいるモンテちゃんとそっくり、と。やめてよねモンテちゃん悪落ちはあなたに似合わないわよ?」
「するつもりなーーいっ!」
と言うか、え?わたしそっくりなのっ!?悟空さんじゃなくてっ!?
さて、そんな話なのだが…ここには神様関係の方…まぁ破壊神さまが居る訳だけど…
時間移動、取り分け過去への干渉は重罪らしい。
それなのにそれを目の前で告白するのだから、タイミングが悪いとしか言いようがないね。
未来が大変と言う事で悟空さんもベジータさんも助けに行くらしい。
そんな相談をしていると、丁度トランクスが現れたらしい空間から一人の女性が現れた。
「モンテ…」
「うわ、たしかにモンテそっくりだなっ!」
うへぇ…まるで鏡を見ているようだよ。
「おい、カカロット貴様っ」
「へへへ、速い者勝ちだろう」
「チッ」
現れたモンテに向かっていく悟空。どうやら戦いに行くようだ。
「あっちのアイツもモンテって言うのよね、なんかゴチャゴチャしそうね。あっちのわたしはモンテブラックって言うのは」
止めてよ。
「オルタでお願いします」
「オルタ?…ああ、オルタナティブか。じゃあモンテ・オルタでいいか」
オルタと戦い始める悟空さん。
最初から本気で戦わない悟空の悪い癖が発動し、倒すに至らない間に何かに引っ張られるようだ。
恐らく未来に戻ったのだろう。
帰る駄賃にとタイムマシンを破壊しようとするオルタのエネルギー弾。
「は
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