第八話
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分。
「そんな壺を持ち出して何になる」
何になるって?
ドラゴンボールの世界の最強技を知らんのかっ?
説明してやる事は無いが、くらって見ろっ!
「魔封波っ!」
「「なにっ!?」」
放たれた気がオルタとザマスを捉え渦を巻く。
「「ヤメローーーっ!神であるこのザマスにっ!」」
「はぁっ!」
気合を入れて気をコントロール。
その本流に二人は逆らえずに流されたオルタとザマスはブルマの持つ封印壺へと閉じ込められていった。
「きゃあっ」
「ブルマさん、蓋っ!」
「ああ、蓋ねっ!」
カチャンと音を立てて壺の蓋を閉めるブルマ。
しばらくガタガタ震えていたがどうやら封印に成功したようだ。
「つ、疲れたー…良かった死んでないっ!わたしっ」
魔封波で死んだとか後悔しか残らないわっ!
「封印したのですか?」
「なんだオメェも魔封波使えたんかぁ」
「最後はあっけないものだな」
ぶっ飛ばされていたトランクス、悟空、ベジータが飛んできて口々に言った。
ガタガタガタ
「え?」
封印が完了したはずの壺が震えだす。
シューとどこかに穴が開いていたのだろうか、沸騰した水蒸気のように何かが噴出されている。
「ブルマさん、穴塞いでっ!」
「え、きゃあっ!?」
ショックでブルマさんが封印壺を取り落としてしまった。
「穴完全にふさいでなかったからっ!」
ガチャン
「げっ!」
「ブルマさん、こっちに」
小気味よい音を立てて壺が割れ、中から煙が立ち上る。
「なんだ、これはっ!?」
トランクスの驚愕の声。
中から現れたのはオルタでもザマスでもない、怨念の様な何かだった。
それは上空に立ち昇ると体積を増やし星を覆っていく。
その邪悪さに身震いする。
「これは勝てない…」
「馬鹿者、来るぞっ!」
ベジータの叱責。
上空から巨大なビームが地表に幾重にも降り注ぐ。
「はっ」
「はぁっ!」
「くっ!…サボるなよ、モンテ」
分かってますってっ!
「はぁああああああっ!」
気功波を上空目がけて目いっぱい放出。
しかし力負けして吹き飛ばされてしまった。
煙が晴れると更なる絶望がトランクスを襲う。
地球上で感じられる気がもう感じられないのだ。
生き残っているのはここに居る自分達だけだった。
もう、この状況になってはどうしようもない。
過去に帰るか、それまでに時間稼ぎはしなければならない状況。正に絶体絶命の状況で、悟空さんが仙豆を探す様に自分の道着をまさぐると現れたのは1つのスイッチ。
「そういや、これここ
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