第八話
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「この世界の未来はボクの未来に繋がってはいません」
とトランクス。
「なるほど、オルタの方はモンテちゃんの体を乗っ取ったこっちの世界のザマス。もう一人はもともとトランクスの居た世界のザマスって事ね。それもどう言う訳か不死身になっていると。不死身の奴なんてどうやって倒せばいいのよっ!」
うーん…
「幾つか方法は有るよ」
「有るのかっ!?」
「まね、勝てないなら動けなくするだけでも良い。つまり封印してしまえば死のうが死ぬまいが関係ない」
「なるほど」
「後は破壊神さまに魂まで破壊してもらう。いくら不死身でも破壊されたら無くなるでしょ」
「うーむ、だがどっちも一筋縄では行かねぇぞ」
そりゃそうだ。
「ふん、封印の方はカカロットに任せた。俺はオルタを倒す」
「あ、ずりーぞベジータっ!」
「早いもの勝ちなのだろう?」
勝ち誇った表情を浮かべるベジータ。
「しょうがねぇ、亀仙人のじっちゃんの所に行ってくっかな。たしか封印技を使えたはずだ」
そう言った悟空さんは瞬間移動で飛んでいった。恐らく亀仙人の住んでいる亀ハウスへと飛んだのだろう。
「お前は俺様と来いっ」
「はい?」
ベジータに首根っこを掴まれたわたしは引きずられるように神様の神殿へ。
そのまま精神と時の部屋へと投げ入れられてしまた。
「え、ええっ!?なんで、どうしてっ!」
「フン、俺様の修行のついでにお前のその鈍った体を鍛えなおしてやる」
「まってまって、それってただサンドバッグ代わりに連れて来たって事でしょうっ!?」
「いくぞっ!ついでにその顔を見ているとムカムカしてくるんだっ!」
オルタの事でしょうっ!?それわたしだけどわたしじゃ無いっ!
ベジータがホイポイカプセルを投げると現れたのは最新式のメディカルポッド。フリーザの宇宙船から拝借した奴だ。
ボコボコにする準備万端と言う事っ!?
いったい何度メディカルポッドのお世話になった事か…
そしてオルタとの再戦の時を迎える。
タイムマシンで未来トランクスの世界へと移動。
「お前も来いっ!元はと言えばお前だろうっ」
ベジータに首根っこを掴まれ分投げられた。
「いーやー…ぎゅむ」
ギュウギュウのタイムマシンに詰め込まれ未来へ。
トランクスの居た未来。
それはもう滅亡の一歩手前と言う惨状。
「ひどい…」
タイムマシンをカプセルに戻すと凶悪な気配が穹を割いて現れる。
モンテ・オルタとザマスだ。
悟空さんはしっかりと封印壺を持っているが…
「悟空さん、封印のお札は?」
「え、札っ!?あれ、めぇったな…忘れてきたみってえだぞ」
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