第五話
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「わ、ちょっとちょっとっ!」
超サイヤ人3状態でかめはめ波のモーションに入る悟空さん。
空中で迎え撃つべくわたしも構える。
「「はーめーーーーー」」
「「波ーーーーーーーっ!」」
空中で閃光がぶつかり合う。
数秒拮抗するが、悟空さんのパワーに押し流された。
ジュ
「またモンテの負け」
「うう、ブウさん…治療ありがとう…うう」
ポヨポヨのブウさんのお腹に抱き着いて泣いているわたし。傷はすっかり元通りになっている。ついでに服も。
ブウさんの不思議パワーで死んでなければ治療も可能だ。
これが頻繁にわたしをボコりに来る理由だろう。
余りにもボコられ続け、サイヤ人特有の復活強化が強制的に発生し、わたしの戦闘力が上がった事に喜んだ悟空さんがまたボコりに来ると言う負のスパイラル。
くそう、いつか十倍かめはめ波をお見舞いしてやるっ!
マジ誰か助けて…
「うーん、まだ修行したりねぇな。仕方ねぇ、界王さまのとこにいってくらぁ。じゃーなモンテまたやろうな」
「二度と来るなっ!」
次の日。
「昨日はカカロットの修行に付き合ったそうだな。今日はオレさまに付き合ってもらうぞ」
ベジーターーーーーっ!?
超サイヤ人3にもなれないベジータのコンプレックスを刺激しまくっているモンテ。
そう、ベジータも頻繁にモンテをボコりに来ているのだった。
くそう、いつまでもボコられているわたしじゃ無いぞっ!
こうなったら最終手段っ!
「弟子にしてくださいっ!」
界王神界に瞬間移動したわたしは界王神さまにドゲザしていた。
どうやって来たのかって?星と言うのは命で満ちているんです。元気玉とかでも星から分けてもらえるし、星その物の気を頼りに飛んで来たんです。
「はぁ…弟子…ですか?」
「このままじゃ死んじゃうんですよっ!」
「地球にまた魔人ブウのような存在がっ!」
「いえ、悟空さんとベジータさんに……毎回毎回…サンドバッグになってるわたしの気持ち…分かります?」
「え、ええ…」
「あと、復活パワーとか便利なんで。いつもいつも仙豆に頼ってばかりいられませんし」
「自分の怪我は治せないのですが…」
「それでも良いんですっ!お願いしますっ!界王神さまの弟子になればきっとなんかアレな不思議パワーが宿るかもしれないじゃないですかっ!」
ついでに絶対止めるであろうキビトさんが合体しちゃっている今が丸め込むチャンスなんです。
もうテコでも動かない勢いでドゲザをし続けると最後はどうやら界王神さまが折れたようだ。
「たしかに今の私には従者も弟子も居ませんしね。仮免ですがよろしいでしょう」
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