第四話
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に失ってしまった。
その残りのわずかな時間でフュージョンを伝授するしかない。
「あれ…?それって」
珍妙な踊りのようなフュージョンポーズ。ビーデルが何かを思い出したようだ。
「知っている、知ってるわ。それ」
「いやいや、オラもあの世で教えてもらったんだ。知ってる訳ねぇって」
と悟空さん。
「モンテちゃん?」
「ひゃいっ!」
「あれって子供の頃に私に教えた変な踊りよね?」
「そうです…」
「今思い出したけど、ドラゴンボールも子供の頃に多分見たことあるわ。どうして今まで忘れていたんだろう」
出来ればそのまま忘れていてほしかったです。
「そう言えば昔無くしたと思ったドラゴンレーダーが送られてきた事があったっけ?おかしいとは思ってたんだけど」
ブルマさーん…
「あの踊りを踊った後の記憶は曖昧なんだけど、その後かな、尻尾が生えたの。そしてドラゴンボールは無くなっていた。ねぇ、何が起こったのかしってる?」
こーわーいー。だけどっ!
「ごめんちょっと言えない。そして尻尾の事とドラゴンボールで何を願ったのかはわたしもしらない」
「はぁ、まあいいわ。それよりも」
とビーデル。
「あのフュージョンって言うの、私達も出来るわよね?」
「たぶん…」
シェンロンに願って潜在能力解放した今の状態ならば双子だし戦闘力は殆ど一緒だろう。
悟天とトランクスの隣でわたしとビーデルもフュージョンを習う。
わたしはともかくビーデルは忘れているからだ。
「は、恥ずかしい…」
「止める?」
「…やるわ」
そう言えば精神と時の部屋は……ダメだな。シェンロンの潜在能力解放である意味無理やり戦闘力をそろえている状態だ。そのバランスを崩すのは今は怖い。
それに悟天とトランクスが精神と時の部屋を使うはず。
入れる人数にも制限があったような気がするから迂闊に使って彼らが使えない何てことだけはしないようにしなければならない。
「「フューーーー、ジョン…はっ!」」
さすが双子。息はピタリだ。
二人の指先が合わさると光に溶ける輪郭。
合体して浮かび上がるのは一人の戦士。
「おお、そっちが先に成功か?」
「すげー気だ…」
「確かにこれは…」
ピッコロさん、ヤムチャ、クリリンさんが冷汗をかいていた。
合体したモンテとビーデルの戦闘力は確かにクリリンたちを圧倒していた。
だが…
「ダメだな…ガキどもの方がまだ強い」
超サイヤ人でもない人間のフュージョンなどそんな評価だ。
「名前は…モンデルってとこかな」
「うわー、すげーや。オレ達も早く合体しような」「うん、頑張ろう
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