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転生したらビーデルの妹だった件
第三話
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「昔わたしが一年くらい居なかったことあったじゃない」

「あの時ね」

「う、うん…実はねあの時悪い宇宙人に攫われて他の星に行っててね、そこで色々教えてもらったんだ」

どうよこの完璧?な言い訳はっ!

「まぁいいわ。その…私もなれるのよね、その超サイヤ人に」

「悟飯くんに教えてもらって」

「ええっ!ボクっ!?ちょっとモンテさんっ」

バカ話はここまで。

一連の騒動でどうやらビーデルは父親の幻想に気が付いたようだ。

そう、セルを倒したのは悟飯くんだって事に。

超サイヤ人2状態のわたしが悟飯くんにはグーパン一発でやられるのだ。パパなんてデコピン一発で脳みそ飛び出しちゃうよ。

そしてこの衝撃が憧憬になり恋心になる訳だ。うんうん。間近で見ているわたし、役得だわ。

何の役ももらってないけど。


途中で悟飯くんとキビトの飛ぶスピードに付いていけなくなったビーデルはあとを悟飯くんに頼み離脱する事に。

「モンテまで残る必要な無かったのよ?あなたなら追いつけるんでしょ?」

「あー…あはははは…でもまぁ行ってもやれる事少ないしね」

「?…いいけどね」

武道会の会場へと戻ったわたし達は、突然現れた悟空さんとベジータさんの戦闘で吹き飛ぶ観客を空から見ていた。

「何…なんで…?」

「ビーデル…大丈夫だから…ね?」

「大丈夫ってっ!どうしてよっ!」

「大丈夫だからブルマさん…ベジータさんの奥さんの所に行こう?」
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