第三話
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直行。戻って来たビーデルはショートカットになっていた。
ああ、悟飯くん…言ってしまったのね。
十日ほどしてビーデルは自在に舞空術を使いこなせるようになっていた。
自分の時との差に才能の差を感じてしまってイヤになる。悲しい…
と言う訳で天下一武道会である。
え、訳が分からない?
ブウ編が始まるのだから天下一武道会でしょう。ねぇ?
ブウも居るのよね…ズノー様に聞いたから確定している。助けてください…
まぁ、冗談はさておき。ここ数日ビーデルはいつもよりも増してトレーニングに励んでいたのはこの為だったのだ。
悟飯くんにも発破をかけて出場するようにせがんでいたのだ。結構本気である。
本気で優勝を狙っているのである。
お願い、実力差に気が付いてー…悟飯くん、人の皮を被った化け物だから。
それくらい実力差が有るからっ!
観客席から子供の部を眺めている。
まぁ子供のお遊びだ。
しかしその中で決勝戦だけその様相が違っていた。
悟天VSトランクスの一戦は昔の悟空VSマジュニアよりもレベルが高いんじゃないかな?
子供の部はトランクスが優勝で決定。惜しくも悟天は場外負けをきしてしまった。
とは言え、舞空術、気功波、超サイヤ人と突っ込みどころ満載だったのだけど…原作を知っているとただただ感動ががががが…ふぅ…
予選が終わったビーデルに付き合って控え室について行くと合流した悟飯くんを伴って進む。
すると当然の様に悟空一派が控室でご飯を食べていた。
悟空と一緒にメシを食べているベジータ。プライドとかはどこに行ったのだろうか?まぁ彼も地球生活も長いしね。
「む、お前は…」
気付かれたか?
「いや、そんなはずはないな。あの女は金髪だったはずだ」
それ、気のせいです。ベジータさん。
あの時はずっと超サイヤ人状態だっただけです。
天下一武道会の試合も進みビーデルとスポポビッチの試合が始まる。
種族変化をしてるしもしかしたら善戦するかも?
…
……
確かに善戦はしていた。
だけど…
くっ…
「きゃあああああっ」
ズザザーと武舞台を転がるビーデル。
しかし場外に出る事は無く、その寸前で追いついたスポポビッチに蹴り上げられた。
いったん傾いた戦闘をビーデルは立て直す事は出来ず、しかし負けを認めない彼女は失格になる事もなくただただ武舞台の上で一方的な残虐ファイトが続けられている。
「もういいだろ、ビーデルっ!」
「ま…まだ…」
傷つきながらも立ち上がるビーデル。
「きゃああ」
しかしすぐに拳で吹き飛ばされて武舞台を転がる。
「ビーデルさんっ!」
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