第三話
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と噂の金髪の戦士に先を越されたとか。
次の日から金髪の戦士の噂の代わりにグレートサイヤマンなる変た…いや戦士が現れたそうだ。
悟飯くん…わたしはあのかっこどうかと思うよ?
「あれ、ビーデルどこか行くの?」
「ちょっと悟飯くんの家に」
「え、男の子の家に行くの?」
あーそう言えば舞空術を習いに行くんだっけ?
「うーうー…そんなんじゃないからっ!あ、そうだ」
「何?」
「モンテも行こう。うんそれが良いわ」
「はい?」
なぜかジェットフライヤーに乗って悟飯くんの家に向かっている。
「何しに行くの?」
「飛び方を教えてもらいに」
だよねー
真剣な表情でジェットフライヤーのハンドルを握っているビーデルにそれ以上つっこみを入れる事は出来なかった。
パオズ山のふもとに到着すると悟飯くんの家に突撃を仕掛けるビーデル。
出迎えてくれたチチさんの機嫌が悪い悪い。
慌てて駆けつけて来た悟飯くん。ごめんなさいうちの姉が…
そしてその隣には小さな悟空さん…じゃなくて悟天くんが居る。
社交辞令的な約束を鵜呑みにしてやって来た我が姉はさっそく悟飯くんに舞空術を習っているようだ。
ビーデルは気の存在でトリックを疑い、悟天くんの気功波で驚愕の表情を浮かべていた。
気の扱い方を知らないビーデルは先ず気の扱い方から悟飯に習っている。
「あーっ難しいわっ!ちょっとモンテもやりなさいよ」
のほほんと草むらに寝転がっていたのがいけなかったのだろうか、ビーデルが突っかかって来た。
わたしは教えてもらいに来たわけじゃないのだけれど…
「ごめんビーデル、実は黙っていたのだけど」
「何よっ」
「わたし、出来るから」
「は?」
キュポっと音を立てて気の塊が指の先に集まっている。
「えええっ!」「はぁああああっ!?」
「い、いつの間にそんな事が出来るようになったのよっ!」
「ビーデルが格闘技の練習している間に練習した。何となく出来るようになった」
「はぁあああ!?」
驚愕のビーデル。
「あ、じゃあモンテさんに教えてもらえば…」
「わたし教えるのには向いてないから無理」
「えー…」
悟飯くんがガックリしていた。
「ま、負けないんだからねっ!絶対絶対出来るようになって見せるし、モンテより早く浮ける様になるんだから」
「ごめん、わたし飛べるから」
「うっうう…」
フワリと浮き上がるともうビーデルは涙目だった。
しばらくするとビーデルが気球(きだま)は作れるようになったところでひと休憩。
「さすがビーデルさん、格闘技をやってるだけあってのみ込みがが早いな」
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