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転生したらビーデルの妹だった件
第二話
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たのは一時間後の事だった。

「っはぁ…でも…みつけた」

そして新ナメック星に辿り付いたのは良いのだけれど、ドラゴンボールを使うためには試練が必要らしいです。

き、聞いてないよ?必殺のドゲザじゃ…あ、だめ?

今ほど悟空さんの地獄の特訓に感謝した事はありません。

試練の幾つかに武力を使うものがあったので、前のわたしじゃ多分無理だったかも…

時間は掛かったけどナメックボールを集めきったわたしは意気揚々と召喚の呪文を口にする。

「タッカラプト ポッポルンガ プピリットパロ」

バルスの次くらいに覚えておきたい呪文だろう。

ドラゴンボールファンだったモンテも勿論この呪文は知っていた。

空が暗転し巨大な竜が現れる。

「おおっ!ポルンガっ!」

とと感動している場合じゃないね。

「すみません長老さま、通訳お願いできますか?ナメック語じゃ無ければ願いは叶わないのでしょう」

「むぅ、知っておったか…」

その為に長老様に来ていただいているんですよ。まぁ周りに多数のナメック星人も居ますが。

「大丈夫ですよ。不幸にする願いじゃない事だけは保証します」

と居すまいを正す。

「わたしが殺した孫悟空を心臓病に侵される前、健康な状態で復活させてほしい」

「なっ!?孫悟空が死んでおるじゃとっ…それよりもお主が殺したじゃとっ!?」

「悟空さん…心臓病を患って…病死のような自然死の場合ポルンガの力をもってしても生き返れないでしょう?でもわたしが殺した場合は自然死じゃないから生き返れるチャンスがある」

だからわたしはそこに賭けた。だからわたしは悟空さんをこの手で殺した。

「良かろう」

そう言うと長老様はナメック語でポルンガにお願いを伝えてくれた。

キューンとポルンガが発光する。

「願いは叶えた。二つ目の願いを言え」

叶えた…良かった…よかったよぅ…

悟空の魂は地球に有るからきっとパオズ山で甦っているはずだ。

「本当によかった…ぐす…ぐす…」

「それで、二つ目はどうするんじゃ?ポルンガさまも待っておるようじゃが」

あ、そうね…泣いてる場合じゃあないね。

「とは言っても特に願いは無いかなぁ」

サイヤ人にしてくれっ!とかもう叶えたし。不老も今のまま不老になったら永遠にコナン君だし、不死はそれこそカーズになったらお終いだろ。死にたいと思っても死ねないので考えるのをやめた…とかねっ!

「お主、存外欲のないやつじゃな」

「そんな事ないよ。強欲な方だよ」

悟空を生き返らせたのだって人造人間をどうにかして欲しいからだしね。

「強欲な奴は他者の救済は望まん」

「とは言っても他に願いなんてねぇ…あ、そう
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