第二話
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説明をしているかって?
最近の寝床がメディカルマシーンだからです。
勉強に時間を取られる悟飯の代わりにわたしの修行に熱が入った結果、毎日生死をさまよってたりする。
まぁ、幸運な事なのか分からないが、瀕死からの回復で大幅に戦闘力を向上させるサイヤ人の特性は持っていたらしく、一度間違えて瀕死のダメージを負ったわたしがなんとかメディカルマシーンで完治した時にパワーアップした事を悟空も感じたらしくもう修行が鬼畜の域に達しています。
それからはこのカプセルがわたしの安住の地なのでした…とほほ。
悟空さん、加減してっ!
しばらくはそんな生活をしていたのだが、ついに…
「ぐあああぁ…胸が…胸がいてぇ」
食事中、悟空さんがいきなり心臓を抑えて苦しみ始めました。
「悟空さ、どうしただ?どこかいてぇだべか?」
「お父さんっ!しっかりして」
「ぐぅ…うぁ…はぁ…はぁ…はぁ」
呼吸が荒くなっていく悟空さん。
「近づかないでっ!」
「モンテさっ!」
「チチさんは悟飯くんをつれてお医者様を呼んで来てください」
「だども…」
「早くっ!悟飯くん、チチさんを抱えて飛んでっ」
「分かった。すぐにお医者様を連れてくるからっ!」
そう言って悟飯くんはチチさんを連れて家を飛び出していった。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
わたしはと言えば、苦しむ悟空さんに跨るとその両手を彼の首にそっと添えた。
「モンテ…?」
両目から滴った涙が当たって一瞬悟空さんの意識がこっちに向く。
「悟空さん、お願いですから…………死んでください」
「ふっ…くっ…………」
「モンテさっおめぇ何してっだかっ」
「チチさんっ近づかないでっ」
「悟空さに何してんだべっ!」
心配になって引き返して来たのだろう。確かに飛んでいくなら悟飯くんだけの方が速い。
フォン
近づいて来るチチさんを気功波で吹き飛ばす。
「あぐっ…」
壁に激突して気絶したようだ。
悟空さんの体を気功波で完全に消失させる。ウィルスをまき散らす可能性が有る以上、ウィルス事消失させねばならない。涙が止まらなかった。
涙が治まるのを待ってホイポイカプセルにしまっておいた大量のアルコールを頭から浴びるようにふりかけ、ついでにチチさんも消毒し悟空さんの寝ていたベッドは運び出して燃やしておいた。
「どれだけ効くか分からないけどね」
それでもやらないよりはマシだろう。
パオズ山の山頂で宙に向かって気を探る。
深く、ゆっくり、一つの生命の息吹も見落とす事もないように慎重に。
そしてとてもとても遠い所にナメック星人の新しい長老の気をようやく見つける事ができ
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