第一話
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手を丹田の辺りで包み込むように構えると集中する。
集中し、体中に有る気を一か所に集めるイメージ。
武術の鍛錬をしていないのが理由なのかは分からないが、気球(きだま)を一瞬表せるようになるまでに三か月もかかってしまった。
やはり一朝一夕と言う訳にはいかないらしい。
赤ちゃんで空を飛んでいたパンちゃんとかどうなんだろう…才能の差に泣きそうになるわ…
だけど気を感じる事は出来た、後はコントロールを磨けば浮けるようになるだろう。
「お、お…おおっ!」
ふよっ
「あいたっ」
どてっと床に激突。
ほんのちょっとだけだが浮けた事のに感動して集中力を切らしたのがいけなかったのだろう。
「次からはベッドでやろう…」
気のコントロールの修行方法ってどんなのがあるだろうか。
むぅこんな時こそ前世知識をフル動員する時っ!
あ、同じジャンプなら念とかもあったよねっ!
纏、練、絶、凝、発…うん、この着眼点はいいかもしれないっ!
流、周、堅、硬が使えれば死ににくくなるしねっ!
よしっ!そっちの方向で修行だぁ!
モンテちゃん、三歳。舞空術をマスターしました。
飛べるようになったので、泥棒します。
え?意味が分からない?
現在わたしはカプセルコーポレーションに侵入しているのです。
ピラフ一味も容易に侵入できるくらいザルセキュリティ。
大丈夫だろうか、この大豪邸…まぁ楽で良いのだけれど。
ソロリソロリ…フヨリフヨリと音をたてないように探索を続ける。
見つかっても三歳のわたしはすごい罪には問われないだろうと言う打算のもと、結構大胆に捜索。
どうにかブルマの部屋を見つけ出し、整理されていないガラクタを押しのけ目当ての物…ドラゴンレーダーを見つけ出すと借りパクしてトンズラ。
ドドドドドと心臓が早鐘を打っている。
「やった、やったっ!ドラゴンレーダーだっ!それに盗んでない、借りただけっ!本人の許可は取って無いけど、後で返せば多分大丈夫っ!」
空を飛べるようになったわたしは精力的にドラゴンボールを集めていく。
赤いヒトデマークが入ったオレンジの玉を見つけた時の感動と言ったらもうっ!
え、星マークじゃ無いのか?バカめこれはヒトデマークだ。ズノー様もそう言っている。
そう言えば、このどこから見てもヒトデマークが正面に見える様になる仕掛けは特許申請されているらしいけれど、神様大丈夫なのかな?特許料払っているとか?
パオズ山に反応が有るのは分かっているのだが、四星球は最後だ。
ドラゴンボールと言う作品で憧れるのは多々あるだろう。
今探しているドラゴンボールは願いを叶えてくれると言う反則チートで誰も
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