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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
覚醒
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・どうする?まだ、抵抗できるか?』

悶え苦しむゼロを楽しむように見るシグマ。

「・・・・ガイアショット!」

『ん?』

シグマの頭部に強力なチャージショットが命中する。飛んできた方を見るとそこにはガイアアーマーを装備しながらもヨロヨロと今にも倒れそうなエックスの姿があった。

「エックス・・・・・・・」

『ほう、あの攻撃を受けて生きていたのか。褒めてやるぞ、エックス。だが、今の私の前ではお前は人間に駆逐されるネズミにも劣るのだ。』

「・・・・・ハア・・・・・ハア・・・・・・」

ファルコンアーマーの犠牲で立ち上がってはいられるものの、既に弱っていた。それでもエックスは、シグマに向かってガイアショットを発射する。

『無意味なことを。』

シグマは体をプログラム化し、ガイアショットを無力化する。

『ワイルドリーエネルギー!』

シグマは目から四つの電撃弾を発射する。エックスはどうにか避けようとするが追撃式になっている電撃弾は次々と命中していく。

「うぅ・・・・・・」

『既にウィルスを受けたそのボロボロの身体ではもはや抵抗できまい。』

そして、エックスの真上にプレイスメント・サイコを無数に発生させ、それを一つにまとめる。

『クラッシュダウン・サイコ !!』

立方体をそのままエックスの元へ降ろし、彼を圧し潰す。エックスは避けることなく下敷きになり、立方体の下からエネルギーが血のように流れる。

「エックス!!」

『呆気ないものだな・・・・・・・100年続いた因縁がこうも呆気なく終わるとは。』

「・・・・・・・・」

ゼロは立方体が消え、血の池の中で動かなくなったエックスを見る。

そして、近くで倒れているマーティとアイリスも。

「・・・・・俺のせいで・・・・・・・」

『そうだ。お前のせいだよ、ゼロ。お前とかかわったばかりにこんな最期を迎えたのだ。』

「・・・・・・・」

ゼロは抵抗するのをやめた。

『クッククク・・・・・・・なあに、心配することはない。お前も一緒に死ぬのだからな。お前の場合はすぐにドクターの手で復活すると思うがな。』

シグマはゼロを放すと電撃弾で攻撃する。ゼロは抵抗することなく攻撃を受け、床に落ちる。

(俺がいなければ三人をこんな目に合わせる事はなかった・・・・俺がフォルテに倒されていればエックスたちまで死なすことはなかった・・・・・・なのに・・・・・・なのに・・・・・・)

(それは・・・・違う・・・・・・)

(!)

ゼロは意識を失いかけた状態から我に返る。体を起き上がらせるとそこには傷つきながらも起き上がろうとするアイリスの姿があった。

「貴方のせいじゃない・・・・・・・
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