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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
シャドーデビル
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諸共死ぬつもりなんでしょ。」

「!?」

自分を心配して言うゼロに対してアイリスは驚愕の一言を言う。

「何故そんなことを言うんだ?」

「誤魔化さないで。ゼロだって薄々感じていたんでしょ?シグマがイレギュラーになった原因、ライト博士が言っていた貴方の生みの親Dr.ワイリーの執念・・・・・・・自分が存在し続ける限り戦いが終わらないって。」

「・・・・・パートナー回路を通じて分かったのか?」

「ううん、貴方がそういう目をしていたからよ。あの時から一緒にいたんだからそれぐらいわかるわ。」

「・・・・・・・気づかないうちに誤魔化しが通用しないほど強くなったんだな、お前は。」

ゼロは、否定するわけでもなくすんなりと認めた。

「確かにシグマがイレギュラーになった原因もエックスが戦い続けねばならない理由も俺にあるのではないかと考えていたさ。だが、イレギュラーなんてものはVAVAみたいに生まれついての存在だって存在する。だから、俺が消えたところで戦いは終わらない。」

「じゃあ、どうして・・・・・・・」

「シグマがイレギュラー以上の脅威になるかもしれないからだ。現にシグマは何度も蘇って強さを増していっている。俺たちが倒しても何度も蘇り、そのたびに倒される・・・・・・・・血を吐きながら続けるマラソンみたいにな。だが、俺はシグマにもエックスにもこれ以上俺のマラソンを付き合わせたくないんだ。」

「ゼロ・・・・・・」

「言い訳にしか聞こえないかもしれないな。お前も俺のせいで危険な存在になるかもしれない。だから、俺から離れた方がこれから先の未来で幸せに過ごせるんじゃないか・・・・・・」

「違う。」

「ん?」

ゼロの言葉をアイリスが遮った。アイリスはまっすぐな目でゼロを見る。

「私は、貴方と一緒に生きていくと決めたからここまで一緒に戦ってこれたの。貴方に守られてばかりでなくて私も貴方を守りたいって。貴方が死んでシグマとの戦いが終わって平和になったとしても私に残るのは、あなた一人を死なせてしまったという後悔しか残らない。それをずっと引き攣ったまま生き続ける・・・・・・・」

「アイリス・・・・・・」

「・・・・・・私はそんな未来望まない。レプリロイドと人間・・・・・ゼロも幸せに暮らしていける未来であってほしいの。」

「・・・・・」

「だから、一緒に行きましょう。一緒にシグマを倒して・・・・・・決着を付けましょう。ゼロの呪いを解くために。」

アイリスは、抱きしめながらゼロに言う。ゼロは、突き放すことなく受け入れた。

「・・・・・・・・気が早すぎたようだな。俺がお前を先に残して死んだら向こうでカーネルに二度殺されそうだ。すまなかったな。」

「・・・・・ゼロ。
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