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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ROCKMAN
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「何ッ!?」

足元に飛ばされた装置は小型の竜巻を起こし、フォルテを上空へと押し上げる。

「くっ!だがこの程度で・・・・・・・・・!?」

言いかけた直後、フォルテは自分の周囲に複数の爆弾があることに気がつく。ライトナンバーズの一人、ボンバーマンが使用していたハイパーボムだ。

「うおあぁ!?」

『今、この世界は大きな危機を乗り越えようとしているんだ。そして、人を助けようと必死に動いている。そんな彼らをどうして壊そうとするんだ。』

「痛・・・・・うるせえ!!」

フォルテは、爆風の中から抜け出るとロックマンに急接近し、飛び蹴りを仕掛ける。ロックマンは、空いている左腕で蹴りを防ぐが強化されたフォルテの力に押され足が地面にめり込む。

『パワーストーン!!』

「ぐっ!?」

周囲に展開された岩に衝突し、フォルテは後ろに後退する。

「ちい!何故だ!パワーなら俺の方が圧倒的に上のはずだ!」

『・・・・・・・・・それは本当の力じゃないからだよ。』

「なんだと!?」

力を否定されフォルテはロックマンを睨む。

『昔の君は確かに強かった。今の君もね。・・・でも、それはウィルスで強化された偽りの力だ!』

「い、偽りだと!?ふざけるな!!」

フォルテは、チャージしたバスターをロックマンに向けて放つがロックマンはスライディングで回避し、フォルテの懐に入り込む。

「!?」

『フラッシュボム!!』

目の前で強力な破壊力を備えた照明弾がさく裂し、あまりの眩しさにフォルテは目を抑える。

「うわああぁあああ!?目がぁ!目があぁあああ!?」

『今の攻撃だって昔の君なら、防ぐことだってできたはずだ!』

ロックマンは、エックスバスターのチャージを始める。同時にエックスの時は展開しなかったバスターの排熱機構が開き、出力が今までにないレベルで上昇し始める。

「くうぅう・・・・・・・はっ!?」

目がくらんでいる隙にバスターをチャージしているロックマンを見てフォルテは驚愕する。

「なんだ、あのバスターは!?俺が最初に見た最大出力はあんなものじゃなかったはずだ!?」

『Newスーパーロックバスター!!』

「ぐわあああ!!!」

至近距離から凄まじいチャージショットを諸に受けフォルテは後方へと吹き飛ばされて行く。同時にエックスバスターは出力を限界以上に上昇させたことによる排熱処理が開始される。

『・・・・・・少し、無理させちゃったね。』

右腕を見ながらロックマンは、フォルテが飛ばされた方を見る。吹き飛ばされ、瓦礫に埋もれたフォルテは、バスターで吹き飛ばしながら出てきたものの予想以上のダメージを受けた影響か体がボロボロになっていた。

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