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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
スパイク・ローズレッド
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つある。死亡したスタッガーやクラブロスのように身勝手な元ハンターが認定されたこともあって、その取り締まりは厳重になってきている。

「俺は、生まれたときから盗んで生きていくことしかできなかった。生みの親の顔すら覚えていないし、一番最初に目に映ったのは廃棄処分場の中だった・・・・・分かっているのは俺は失敗作として廃棄される予定だったってことだけ。・・・・・・今まであちこち移り住んで、ようやく誰の目にも付かれることなく安心して住めそうな場所を見つけたんだ。必要なものもあの基地から少し盗めばいいことだし、どうしても必要なパーツがあれば売れそうなものを売り飛ばせばいい。そうやって生きてきたからな。」

「・・・・・・・・・」

「それとも俺を処分するかい?今までそうやって撃ってきたんだろう?でも、俺も一方的に殺されるつもりはないけどね。来いよ、理不尽に処分される側の気持ちって奴を教えてやるよ!!」

「・・・・・・」

「ビ、ビートブード?」

今まで黙っていたビートブードは、レプリロイドの方へと近づいていく。

「ま、まさか本当に戦うつもりじゃ・・・・・・・」

「そうかなぁ?俺はなんか違うような気がするけど。」

ビートブードは、レプリロイドの目の前にまで来る。

「さあ、かかって来いよ!理不尽に処分されたイレギュラー達の悲痛な叫びって奴を・・・・・ブッ!?」

言いかけた直後、ビートブードが彼の顔を思いっきり殴りつけた。

「今までそうやってだと?ふざけるんじゃねえぞ!このクソガキ!!」

ビートブードは、ギョロっとした目つきで彼の首を掴み上げて言う。

「怖い奴らだらけ!?お前はどう思おうが勝手だがな、俺たちだって好きでやっているわけじゃねえんだ!始末される側の気持ちを味わった奴なんていくらでも見てきたんだよ!!」

ビートブードの目を見てレプリロイドはゾッとする。その目の気迫は伊達じゃない。

「死んだ俺の兄貴やそこにいるマンドリラーなんかウィルス騒動以前にイレギュラー認定されているんだ!俺も!でも、今もこうして人間や仲間たちのために動いている。これがどういう意味か分かるか?生まれた出自やウィルスと融合したことなんか関係ねえ!!要は自分がどうしていくかを考えていくことが大事なんだ!!」

「そんなことできるわけ・・・・・・・・」

「できるできねえの問題じゃねえ!!やるかやらないかだ!!やる前から逃げるなんかそれこそイレギュラー以下の負け犬だ!!」

「まっ!?お、お前に俺の気持なんか分かるかよ!!」

レプリロイドは回し蹴りをしてビートブードの頭を攻撃すると距離を取る。

「工場で正式に生まれたアンタに・・・・・・スクラップ場で息を吹き返した俺の気持なんか分かるわけないじ
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