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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
兄弟
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・・・・手でも抜きやがったか?これじゃあ、ロックマンの方がまだ歯ごたえがあるぜ!!」

「・・・・・バスターが使えないだけこっちの方が不利か。」

ゼロはボロボロになりながらも立ち上がる。

「・・・・・しかし、おかしい。奴は今の戦闘以前にペガシオンとの戦いで相当パワーを使っているはずだ。なのに奴は疲弊している様子はない。むしろパワーアップして・・・・・・パワーアップ?」

ゼロはフォルテをよく見る。戦闘においてゼロ同様にダメージを受けているはずのフォルテの身体はダメージが残っている痕跡がない。それどころか彼の周囲には何かオーラのようなものを発しているようにも見えた。

「だが、ここはシグマウィルスに汚染された場所。パワーアップどころかむしろダメージを受けて最悪な場合イレギュラー化してしまうはずだ・・・・・・!」

ゼロは咄嗟にフォルテの言葉を思い出す。

最高傑作。

確かに彼はゼロに対してそう言っていた。

つまり、これは同じ制作者によって生み出されたということを意味する。

「お前・・・・・まさか、他の兄弟同様・・・・・」

「今頃気づきやがったか。ジジイは、こんなことも言っていたな。俺はてめえのおこぼれで最強だって・・・・・・その元がこれか!」

「グッ!?」

フォルテの回し蹴りでゼロは勢い良く吹き飛び、甲板の上に倒れる。

「ゼロ!?」

「これがジジイの言っていた最高傑作か?俺とレベルが違うとまでほざいでこの様かよ!」

倒れたゼロを掴み上げ、上に投げ飛ばすとフォルテバスターを連射に切り替えて発射する。

「ガアァッ!?」

「ゼロォ?―――――――――!!」

バスターでダメージを受けたゼロは、上空から地上へと落下しようとする。

「・・・・ゴスペル。」

「ガウッ!」

しかし、フォルテはゴスペルに命令してゼロを回収させる。

「がぁあ・・・・・・・・」

「いまいち納得できん。あのジジイがあれほど自慢してた最高傑作がこんな弱い筈がねえ・・・・・・てめえ、何か隠していやがるな?」

「!?」

フォルテに睨まれ、ゼロは一瞬ゾッとする。

「ロックマンの時もブルースの奴が言っていやがった。“本気を出した奴に俺ごときじゃ勝てない”ってな。お前も同じ理由か?」

「・・・・・・し、知らん!」

ゼロは顔をしかめながら言う。

あの力は確かに力と高揚感に溢れ、凄まじいパワーを発揮することができるが自分を見失いかける上にパートナーであるアイリスにも影響を与えてしまう。そんな力を開放するわけにはいかない。

「・・・・・・どうやら末弟のくせに妙にロックマンに似ていやがるな。・・・・おもしれえ・・・だったら俺が無理にでもお前の本気
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