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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
兄弟
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口を開く。

「何?」

「ロックマンは・・・・・・100年前、Dr.ライトが他の兄弟機たちと共に封印した。もう、この世界にはいない。」

「・・・・・・・封印しただと?」

「そうだ。俺の生み親であるDr.ワイリーの影響で、世界が一時的にロボットを排除したんだ。」

「ん?あのクソジジイが生みの親?・・・・・!」


フォルテは、ゼロを見て一瞬過去のフラッシュバックが蘇った。
















20XX年 ワイリーキャッスルNo.???

この時、フォルテはDr.ワイリーにロックマンとの勝負を邪魔された腹いせでワイリーキャッスルを破壊した上にワイリーの計画を潰した。

「フォルテ!全くお前と言う奴は何故生みの親であるワシに逆らうんじゃ!!」

ワイリーは、作戦の邪魔をされ、またもやロックマンに惨敗した原因であるフォルテに対して怒りの形相で怒鳴り散らす。しかし、当のフォルテは特に怯えもしなければ気にもしない。

「耄碌じじいが・・・・・いつもいつも余計なことをするからだ。ロックマンは俺一人で十分倒せる。」

「ぬうぅ〜!!今まで多くのロボットを作ってきたがワシはお前のようなやつを作ったことを後悔しておるぞ!」

フォルテの挑発でワイリーの怒りはエスカレートしていく。

「ケッ、お前が俺を作った?単なる偶然じゃねえのか。最強の俺が出来たのは。」

そう言うとフォルテはゴスペルを連れて部屋から出て行こうとする。

「・・・・・確かにその通りじゃ。ワシは度重なるロックマンの敗北を基に奴と似通った性能のロボットを作れば勝てるのではないかと結論付けた。そして、その研究で偶然完成したのが強力なエネルギー『フォルテニウム』で、その動力炉を組み込んで生まれたのがお前じゃ。フォルテニウムは今のエネルギーの中でも最も高いものじゃろう・・・・・」

「フン、なら・・・・・・」

「じゃが!それも今だけの事じゃ!何故ならワシは、お前やロックマンを遥かに超えるニュータイプのロボットを発明しているのだからな!」

「・・・・・何?」

ワイリーの一言でフォルテは、彼をにらみつける。ワイリーはその様子を見て面白いと感じたのかモニターにある映像を映し出す。

それは製作中のロボットの姿で赤いアーマーに後頭部には長い金髪が伸びていた。

「せっかくじゃから紹介してやろう。コイツはお前の弟に当たるワシの最高傑作となる『ゼロ』じゃ。元々対ロックマン用として開発を進めておったがどうも技術の問題で未だに完成に至っておらん。じゃが、コイツから出た研究データもあるからこそ、お前もできたんじゃ。要は最高傑作の一端のおかげじゃのう〜。」

「チッ。」

フォルテはニヤ
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