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俺、リア充を守ります。
第12話「We are ベストパートナー!!」
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えか……初めっから釣り合ってんだ……比べようがねえだろ!!」

 迫りくるもう片方の触手を燃え盛る炎剣で切り飛ばし、振り下ろされる股間の触手を、レッドが宙返りしながら両足で蹴り下ろして、地面に突き刺す。

「「完全開放ブレイクレリーズ!!」」

 巨大に伸長した二本のブレイザーブレイドを手に、二人の赤の戦士は疾走はしる。

 股間の触手から螺旋状に炎がほとばしり、オーラピラーが竜のように本体に巻き付く。

 お前たちに譲れないものがあるように。

 俺達にだって、この身体の核まんなかで鼓動する、譲れない想いがあるんだよ!!

 

「俺のツインテールは…………生命いのちだ!!」

「刮目しろ…………これが俺ヒーローだ!!」

 

 命と想い、信念を翼に変えて、はためかせる。

「グランドォォォォォ!!」

「ヴォルカニックゥゥゥゥゥ!!」

「「ブレイザ──────────────────────────────―ッ!!」」

 跳躍の勢いそのままに、リヴァイアクラーケギルディに炎刃を突き立てる。

 二対の剣は、×印にその身を切り裂き、焼き尽くした。

「うおおおおおおおお…………」

 豪炎に包まれ、力無く倒れていくリヴァイアクラーケギルディ。

「「よかろう……我らに吠えた心の輝き、真かどうか、星となって見守ろうぞ!汚れなく、純粋に、ツインテールの愛に!己の正義に邁進せよ!果たして、いつまで見続けられることか!」」

「お前たちがツインテールを愛する限り……ずっと見えるだろうぜ」

「ナイスファイト……いい勝負だったぜ。これでお前らも、俺の新友ともだ」

 命を燃やして戦い切った二体に、親指をグッと上げて称賛する。

「「フッ、死ぬ前に友がまた増えるとはな……だが、それも悪くはない」……と、そうだ」

 一体に重なっていた影が二体に分かれる。

 リヴァイアギルディの声が、俺に語りかける。

「テイルドラゴン……お前の弟子、テイルイエローだが……あの属性の輝き。俺でさえ初めて見た、初めて魅せられたあの輝きは………………愛だ……。あの戦士の属性力の輝きが、その属性への愛だけではなく、何者かへ向けられた、愛から来ていたものだと……」

「リヴァイアギルディ……」

「おっと、別に深い意味は無いぞ。ただ、あの戦いの中で得たこの確信を……俺が初めて美しい、と思ってしまった戦士の光を……言葉にしておきたかっただけだ……」

「……そうか……いい出会いをしたんだな……」

 クラーケギルディも、俺に伝えたいことがあるらしく、こちらへと歩み寄ってきた。

「私からも……我が麗しき姫の誇り高き騎士ナイトよ。どうか、姫に伝えてくれ……私は、死んで
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