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俺、リア充を守ります。
第12話「We are ベストパートナー!!」
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同法達のため、我らも最後の命火を燃やそう!二つの命で、ツインテールとして、燃え尽きよう!!」」

 二体の声が重なって聞こえる。頭には触手のツインテール。そして股間には合体した際に再生した巨大な触手が猛々しくうねっている。

 リヴァイアクラーケギルディというべきか……合体し、完全変態メタモルフォーゼした二体は今、巨乳と貧乳の壁を超えて一つになったのだ。

「まったく、仕方のない奴らだ……いいぜ、最期は華々しく飾ってやるよ。俺と慧理那に力をくれた礼を、ここで返す!」

 慧理那を地面に寝かせると、再び上半身のアーマーを着装プットオンする。

「待ってくれドラ兄!俺にもやらせてくれ!!」

「レッド!?」

 いつの間に来たのか、隣に総二が立っていた。
「やっぱりこいつらは強い……何故かは分からないけど、どれだけ他に愛するものがあっても、アルティメギルの戦士にとって、ツインテールは別格なんだ。全てを失った時、最後に求め、縋るものがツインテールなんだ。それはもはや、信仰や崇拝を超えた、命に根ざすなにかなのかもしれない……。俺は、それに応えてやりたいんだ!!」

「レッド……よし、ならサポートは任せて、お前はトドメ刺すことだけに集中しろ!!」

「ああ!!援護は任せたぜ!!」

 俺は雷電の武装を展開し、レッドは炎の剣・ブレイザーブレイドを抜き、残された命を燃やす戦士のもとへ疾駆した。

 ツインテールと化した触手が、鞭となって俺達に襲いかかる。

「くっ……」

 触手とはいえ、レッドはツインテールを切り飛ばすのを躊躇する。

「Year!!」

 右腕のレーザー砲で迫った触手を打ち抜き、もう片方の触手は左腕のレールガンを食らわせる。

 だが一瞬の隙を突かれ、飛来した股間の触手に二人ともしたたかに打ち付けられてしまう。

 何とかレールガンを盾にしたものの、レッドと共にもんどり打って地面を転がり、止まらぬ勢いのまま廃工場の壁面に叩き付けられてしまった。

 老朽化した建物が衝撃に耐えきれず、雪崩のように倒壊していく。

 俺達が消耗しているとはいえ、ここまでとは……。

 だが負けられない。背後には倒れた仲間たちがいるんだ!!

「本当に、最後に残った力みたいだな……。初めから二人で力を合わせていれば、今の一撃で倒されていたかもしれない……。いがみ合ってさえいなければ……」

 レッドの言う通りだ。あんなに互いを理解し合い、共に戦えたのだ。こいつらがもっと早く和解していれば……。

「「真に分かり合えるはずはあるまい……巨乳と貧乳、それは別の存在なのだから!!」」

「違う!同じ胸だろう……!分かり合えるに決まってる!大きいのが好き、小さいのが好き!それぞれ好きな
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