第12話「We are ベストパートナー!!」
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イン。相変わらずノリで発言する未春さんなのであった。
□□□□
「はあああああああ!」
「ぬおおおおおお!!」
稲妻が走るような連続斬りを食らうクラーケギルディ。
続けて脚に電力を集中させ、二連続で蹴り上げる!!
「ヴォルティックツインスタンキック!!」
「ぐあああああああ!!」
軽装にしたおかげか、わたくしのギアに機動力が生まれ、素早い動きができるようになっていた。
「まさか、肩と背中の装備を減らすだけでもそこまでスピードに変化が出るとは……」
「決めますわよクラーケギルディ!」
「来い!私の剣と、貴様の師匠から借り受けた双剣、どちらが上か、そろそろかたをつけてくれる!!」
クラーケギルディの細剣に力が集約されていくのが分かります。
わたくしもドラゴファングに属性力を篭め、構える。
千優さん、わたくしに力を!!
「貧乳斬!!」
「雷電一閃ヴォルティック・スラッシュ!!」
細剣と双剣がぶつかり合い、激しく火花が散る。
「貧ヒンッッッッッッ!!」
「はあああああああああああ!!」
激しい鍔迫り合いの末に、ピシッと音が響く。
クラーケギルディの剣に亀裂が入ったのです!
「何ッ!?私の剣が!!」
「ハアァァァッ!!」
そのまま一気に押し切ると、細剣はあっさりと折れました。
「ッ!?」
「ヤァッ!!」
そのまま前蹴りで前方へと飛ばすと、向こうからは千優さんとの戦いに押し負けたリヴァイアギルディが飛ばされて来て、二体がぶつかる。
「「脱装キャストオフ!!」」
互いのアーマーを脱ぎ捨てると、空中へと集まったアーマーは合体し、巨大な砲台へと形を変える。
「完成!ユナイトウェポン!そして完全脱装形態フルブラストモード!!」
「Oh!ちゃんと形態に固有名付けるあたり、さすがは俺の一番弟子!決めるぞイエロー!!」
「了解です、師匠!!」
最後にわたくしのヴォルティックブラスターが合体し、ユナイトウェポンは完成!!
「「オーラピラー!!」」
辺り一帯の空気を震わせる咆哮、そして轟音と共に天から降り注ぐ雷の柱と昇竜の如く天高く駆け昇る竜の柱が二体を捕らえる!
師匠と同じタイミングで、竜と契約したライダーのポーズを取る。遂にこの瞬間が来た、と喜びを噛み締め、わたくしの属性力を全てこの脚に集約させて、いきます!!
「ドラゴニックゥゥゥゥゥ!!」
竜の姿となった属性力粒子の渦に乗り跳躍し、溢れ出す属性力エレメーラを纏い竜と一体となる師匠。
「ボルティックゥゥゥゥゥ!!」
ツイン
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