第12話「We are ベストパートナー!!」
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します!!」
よし、そうと決まれば早速使わせてもらおう。
アーマーパージする時に慧理那は脱装キャストオフと言った。ならば、装着する時はこのセリフしかあるまい!
「「着装プットオン!!」」
二つの声重なる時、誰よりも強くなれる。
かけ声とともに胸、腰、両足のアーマーはイエローに。両腕、両肩、背中のアーマーが俺に装着される。
そして炎と雷で属性がバラバラだからか、ファイヤードラゴンチェインが強制解除され、オマケのように俺の胸には男物の胸アーマーが形成され、装備が完成した。
「「そ、その姿は!?」」
ちゃんとお決まりのセリフを言ってくれるリヴァイアギルディとクラーケギルディに、俺達は打ち合わせずとも答える。
「弟子イエローの役割である後方支援を俺が代わり……」
「わたくしが師匠ドラゴンの担当していた近接戦闘に適した軽装で前線へと出る為の形態、名付けて!」
「「半脱装形態ハーフブラストモード!!」」
俺の、慧理那を一人で戦わせるわけにはいかないという使命感と、後方支援ばかりではなく、自分も前線で戦いたいという慧理那の願いを叶える為の───
───わたくしの、もっと千優さんの力になりたいという想いを形にした───
───共闘用の特殊形態!!───
装備名や使い方は頭に直接伝わってくる。
一瞬で確認を終えると同時に、ドラゴファングを取り出し、慧理那の方へとパスする。
「イエロー、これ使え!!」
「こ、これは!」
近接格闘には向いていなくても、武器の扱いならDX玩具で遊び慣れた彼女にとっては得意分野のはずだ。
飛んできた双剣を見事にキャッチした慧理那は、ありがとうございます、と微笑むとドラゴファングを逆手持ちにし、クラーケギルディへと突っ込んでいった。
「さて、そろそろファイナルラウンドと行こうか!!」
右腕のレーザー砲を収納すると、ブースターとスラスターの出力を上げてクラーケギルディへと突進し、その勢いのまま腹にパンチを叩き込む。
「グゥゥッ!負けるものかぁぁぁ!!」
腹にめり込む俺の右腕を掴むとそのまま俺を振り回すリヴァイアギルディ。
「うおぉおぉぉおおおぉぉぉお!!」
「うらあぁぁぁぁぁ!!」
そのまま地面に叩き付けられそうになる俺。
触手ではないとはいえ、一度は俺を救ったやり方だ。だが、同じ技は……
「二度も食うかっての!!」
遠心力に振り回される両足をなんとか引っ込め、リヴァイアギルディの腕にしがみつく。
「ぬおぉっ!?」
バランスを崩し、倒れ込むリヴァイアギルディ。
うっかり俺の腕を離した隙に、俺
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