第12話「We are ベストパートナー!!」
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」
すれ違いざまにそう交わすと、今度は俺がリヴァイアギルディの前に、慧理那がクラーケギルディの前に立つ。
「選手交代だ!」
「ほう!次は貴様が相手か!」
「今度はわたくしが相手をさせて頂きますわ!」
「よかろう!我が奥義の前に敗れ去るがよい!」
敵は槍使い、ならばこちらも柄の長い得物で行くか。
そう考えながら学生服属性を解除し、ドラゴホーンを取り出す。ライトホーンの柄にレフトホーンの柄を差し込み、両刃の薙刀が完成する。
「ドラゴホーン、ナギナタモード!!」
「ほう!貴様も槍を使うか!!」
そう言うと早速、硬化させた触手を繰り出してくるリヴァイアギルディ。
「せいっ!ヤッ!ハァッ!!」
迫る触手をナギナタモードを振り回して弾く。否、弾いて逸らすだけではなく、逸らしながら斬りつける。
焔を纏った刃先が触手に触れ、その表皮を切り裂きながら焦がしていく。
「グオォォォッ!!」
「これで、どうだぁぁぁっ!!」
その熱さに怯んだ一瞬、ドラゴファングブーメランモードを投げつけ、本体にもダメージを与える。
「クッ!!まさか、俺のバリアを見破るとはな!」
「見破れたのは仲間のお陰さ。確かに戦ってるのは俺達だけど、仲間はまだいるし、戦うメンバーだけがツインテイルズではない。ほら、ツインテールには髪飾りも必要だろ?」
総二と愛香、トゥアールでツインテールが一つ。
慧理那と俺を加えると、確かに髪留めになるが、これにヒーローCを加えればツインテールが二人分。
そしてそれぞれに未春さんがヘアピン、尊さんとドクターを髪留めとすれば、これが真のツインテイルズのメンバー構成だ。
「なるほど。お前達の戦闘と、ここにはいないが仲間の後方支援……見事だ!だが、それでも俺はまだ負けんわぁぁぁ!!」
触手を引っ込め、力を貯め始めるリヴァイアギルディ。
奥義を発動させるつもりか!!ならば俺も一発かましてやろう。実はナギナタモードを持った時からやってみたくなった技がある。
「コォォォォォォォォ……」
力を貯めるリヴァイアギルディを見ながら、こちらもドラゴホーンを構え、焔をホーンの刃先に集中させる。
「奥義、神速の股間触手刺突ロンギヌス!!」
「激怒竜牙!!」
ヒーローギアでさえ捉えられない速さで触手を突き出すリヴァイアギルディ。それと同時に、俺もドラゴホーンを振りかざし、十字型に斬撃を飛ばす。
真紅の炎で十字を形成した斬撃は真っ直ぐに、リヴァイアギルディの股間触手の先端ど真ん中に命中し、その触手を四枚に捌き、焼き尽くしてしまった。
「ぐあああああああ!!」
苦悶の声を上げるリヴァイアギ
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