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俺、リア充を守ります。
第12話「We are ベストパートナー!!」
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大な方だったのだと痛感したのです。

「ヒーローC、千優さんがわたくしに出した課題……覚えていらっしゃいますわよね?」

『ツインテールが嫌いなのか、それともその言葉の方が嘘なのか、ちゃんと己の心に向き合ってこいってやつだな?』

「はい……わたくしにはまだ、分かりませんの……自分が、本当はどう思っているのか……」

 何度も嫌いだと言い聞かせました。でも、言い聞かせる度に、この髪を辞められない自分に気が付き、また迷う。頭の中がイタチごっこです。

『ふむ……それは、俺には答えられないな……。宿題みたいなもんだし』

「そう、ですわよね……やっぱり人に聞いて出せる答えではありませんわよね……」

『ただ……そうだな。俺から贈れる言葉は三つだけだな』

「教えてください!」

 このもやもやとした疑問を解決できなければ、眠ることもままなりません。ヒーローCは優しく、教え諭すようにこう言いました。

『一つは「迷ったときは、自分の心に従えばいい」だ。これは知ってるだろう?』

「もちろん!幽霊のライダーの作中で、たこ焼き屋のおばあさんの残した名言ですわ!!」

『そうゆう事だ。今の君に、一番の言葉だと思うよ』

「わたくしの心……ですか……」

 なるほど……確かに、悩んだ時は自分の心に従うのが一番です。どんなヒーロー達も、迷ったときは必ずそうしてきました。

 しかしお母様に言われた、ツインテールは神堂家の家訓だ、という言葉が、今でも頭をよぎります。

『そしてもう一つ。こういうのは、家訓だとかなんだとか、そうゆう理屈抜きで考えてみた方がいい』

「理屈……抜きで?」

『ああ。理屈は本心の答えを遠ざけてしまうからな……そして最後の一つは……』

 勿体ぶるような間に、思わず唾を飲み込む。おそらく、一番重要なことなのでしょう。

『子供っぽいと言われるのが嫌だと言っていたが、たとえ他人が何と言おうと、お前はお前だ。周りの目なんか気にするな。“自分“を強く持て……と、伝言だ』

「……え?」

『って事で俺はこの辺で』

「え、ちょっ、ちょっとヒーローC!!今の一言は一体!?」

 必要な事だけ伝えると、ヒーローCはさっさと帰ってしまいました。

 最後の一言……あの伝言って……。

 

 □□□□

 

 翌日 放課後 何処かの採石場

「ヒロ兄、こんな所どうやって見つけてきたんだ?」

「未春さんから、いつか特訓することがあれば使えるのでは、と聞かされた場所だ。覚えておいて損は無かったな……」

 空を見上げる総二を隣に、俺は使われなくなった採石場……今回の決闘とっくんの舞台だ。

 もちろん、俺は恐怖と、慧理那は自分のツイ
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