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俺、リア充を守ります。
第4話「想いの竜ーテイルドラゴンーその1」
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「はい!師匠、また明日!!」

 教室を出ると、総二と愛香、そしてトゥアールの三人が待っていた。

「よう、来てたのか」

 よく見ると、トゥアールがニヤニヤしている。

「な、なんだよ……」

「いやですね……千優さんと慧理那さん、随分と親しげに見えたもので……」

 トゥアールのやつ、思いっきりニヤニヤしやがって……。

「……何が言いたい?」

 大体察しはついているが……な……。

「ヒロ兄、本当に会長とは付き合っていないの?」

 愛香が先に聞いてきた。だが、俺の答えは変わらない。

「ああ。俺と慧理那はただの趣味友達……いや、師弟関係ってだけだよ」

「師弟って?ヒロ兄、会長に何か伝授してるのか?」

 やっぱり説明しなきゃダメか……。

「あれは去年の今頃だったかな……」

 ツインテール部の部室まで歩きながら話を始める。

「登校初日の自己紹介の後、慧理那から声をかけられたんだ……」

「いきなりですか!?何があったんですか!!」

「あ、スマンちょっと飛ばした」

「「オイオイ……」」

 では改めて、

「自己紹介の時にこう言ったんだ、『中等部出身、仲足千優です!この中にアニオタ、特撮ファン、ゲーマー、ニコ厨、ボカロ厨、その他オタッキーな趣味を持った人がいたら、暇なときに声をかけてください!以上!!』って……」

「いや、絶対注目の的になるわその自己紹介!!」

「オタクを全開でアピールしてどうするのよ!!」

「いや、同志が見つかるかもしれないと思って」

「それ完璧に某アニメのただの人間には興味がないハチャメチャ女子高生ヒロインがやってた自己紹介じゃないですか!!かまちょのターゲット化待ったなしですね……」

「それはある。だが、後悔なんてあるわけない!!(キリッ)」

「「少しはしないの!?」」

「ああ!!」

 さて、話が脱線してしまった。

「で、その後で最初に声をかけてくれたのが……」

「会長だった、ってことか」

「そうゆうこと」

「なるほど、そういえば慧理那さんは大のヒーロー好きでしたね」

「特撮ファンに当てはまってた……だから、声をかけてきたのか……」

「話をしているうちにすっかり意気投合しちゃって……そしたら数日後、俺の中学の時の評判を聞いた慧理那が、俺の変身が見たいと頼んできたんだ」

「ちなみに中学の時の評判とゆうのは?ただ単に面白い奴……ではありませんよね?」

「そう、筋金入りの特撮オタク……だったかな?」

 類は友を呼ぶと言うが本当らしいな。俺の周りには、今じゃオタクやゲーマーが集まってる。

「それで、頼まれた通り色々やって見せたら、な
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