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俺、リア充を守ります。
第4話「想いの竜ーテイルドラゴンーその1」
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「はい」

「お嬢様が世話になったな」

「いえいえ、別になにもしてませんよ」

「では帰りますよお嬢様」

 慧理那の手を引いていく尊さん。

「え?まだ質問に答えてもらっていませんわよ!?」

「そろそろメイド達を振り切ったマスコミが押し掛けてきます!もみくちゃにされる前に帰らなくては……」

 慧理那の為なんだろうが、手回しありがとうございます。

 名残惜しそうに手を引かれて帰っていく慧理那を見つめながら俺は思った。

 この名前、「テイルドラゴン」の名前の意味を見つけなければ……。

 今度聞かれたら、胸を張って答えられるように……。

『……あれは……どこかで見たような……』

「どうしたヒーローC?浮かない顔して?」

『いや……桜川尊の腕に巻かれていた腕時計……』

「ああ、新しく買ったのかな?メイドって時間厳守な職業だろ?」

『ああ……だがあの形状、以前どこかで見た覚えがある気がするんだが……』

 そういや見たことない形状してたな。例えるなら「探偵たちの鎮魂歌」の「ミラクルランド腕時計型フリーパスID」みたいな感じの形だ。

「言われてみるとどっかで見たような……コナンの映画以外で……」

『なんでアニメなんだよ!!』

「いいじゃんコナン面白いんだから!!」

 なんて事を話していたらマスコミとギャラリーが押しかけて来たので、俺達はいつも通りバイクで逃げ帰った。

 

 □□□□

 

 おまけ

 

【テイルドラゴン】今回の戦いで大激怒した理由について【VSチーター怪人】

 名無しのツインテール:

 マジギレドラゴンさんやっぱり兄貴だった件について

 

 

 名無しのツインテール:

 ごめんなさいドラゴンさん!! 今までレッドたんを性的な目で見てました……

 

 

 名無しのツインテール:

 あのチーター怪人の言ってる事がまさかの俺達と全く同じだったな。

 

 

 名無しのツインテール:

 俺達あんな感じに見えてたのか……すまんレッドたん……。

 

 

 名無しのツインテール:

 あの戦いが俺達へのアンチテーゼになってたのか

 

 

 名無しのツインテール:

 あんな奴と一緒にするな気持悪い

 てゆうかテイルドラゴンの兄貴面マジうぜえ

 何様のつもりだよ

 

 名無しのツインテール:

 ↑反省の色なしだな

 何様?レッドたんのお兄ちゃんだろJK

 

 

 名無しのツインテール:

 ↑×2 自分の過ちも認められないのかよ

 そ
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