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俺、リア充を守ります。
第3話「Cの追憶/決意の夜明け(ライジングサン)」
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 あいつのエネルギー充填が終わるのが先か、それとも俺のドラゴファングが発射されるのが先か……やってやるぜ!!

「ウオォォォォォ!!」

 あいつが大技なら、こっちも……。

 その時、また脳裏に言葉が浮かぶ。

「完全開放ブレイクレリーズ……」

「そうはさせません!エネルギー充填完了!!」

 銃口の先に波動砲の如くエネルギーが集約する。マズい、先にエネルギーの充填の方が終わっちまったか!!

「食らいなさい!必殺の猟銃弾舞踊ステッキ―・ガン・ワルツ!!」

 ステッキ銃ガンの銃口から半径30cmぐらいの高エネルギー弾が発射される!!

「命中しあたってたまるか!!」

 発射と同時に俺は光弾を避けるべく、10mくらい思いっきりジャンプする!

「お忘れですか!貴方はロックオンされているのです、私の狩猟弾舞踊ステッキ―・ガン・ワルツから逃れることは不可能だということを!!」

 そう、俺が避けても、必殺の高エネルギー弾は俺の身体を追いかけてくるのだ。

 進行方向を変えたエネルギー弾は俺の元へ追いつき、大爆発を起こした……。

 

 □□□□

 

 ドガーン!!

 

 高エネルギー弾は千優に命中する直前、まるで散弾のように分裂し、千優めがけて飛んでいき大爆発を起こした。

「タ……タランチュラギルディ……お前……今の威力はマズいんじゃ……」

「……あの高エネルギーの散弾は威力を調整していますからねぇ。そのうち落ちてくるでしょう」

 技の迫力に冷や汗を流すアントライオンギルディに向かって、タランチュラギルディが説明する。

 タランチュラギルディのステッキ銃ガンから発射される光弾は、ターゲットを傷つけない程度、尚且つ相手の装備だけを破壊し、完全に無力化できる程度の威力に調整されている。ちょっと待てば変身を解除されたあの少年が落ちてくるだろう……タランチュラギルディはそう思っていた。

「いや、油断するな。あの少年、そこまでやわな人間には思えん」

 だが、ドクターフィッシュギルディは感じていた……アルティロイドを生身で全滅させ、メンバー中最速のウルフギルディの狼牙百裂拳を見切り、そのまま勝利へ持ち込んだ戦士がこの程度でやられるとは思えん……絶対何かある筈だ……そう思っていた。

「ッ!?副リーダー、あれを!!」

 ウルフギルディが叫ぶ!タランチュラギルディが爆煙の方を見ると……。

「完全開放ブレイクレリーズ!!」

「なっ!?何だと!!」

 煙を突き抜け、ま・っ・た・く・無・傷・の・ヒ・ー・ロ・ー・ギ・ア・に・身・を・包・ん・だ・千優が両手にドラゴファングを持って突っ込んできた!!

「竜牙の一閃ドラゴニック・スラ
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