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俺、リア充を守ります。
第3話「Cの追憶/決意の夜明け(ライジングサン)」
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の愛と正義のために……もう、あいつらみたいな良い奴らがジェラシェードに利用されないようにするためにも……俺は戦う!!」

『それで、何故「愛」と「正義」のためなんだ?』

 そりゃあ決まってるだろ!!

「正義は俺が行く道!!そして愛はリア充と属性力、俺が守るものだ!!」

『フッ……まあ、良いんじゃないかな?俺もとことん付き合おう』

 こうして、俺は運命の決断を下した。

 まだ昇りかけの朝日は、俺たちの決意を称えるように優しく輝いていた。

 

 □□□□

 

「……これが俺達の始まり、始まりの夜ビギンズナイトだ」

 長くなったが、俺は自分の最初の戦いを語り終えた。

 戦闘に関しては、ヒーローCがスクリーンにその時の映像を転送してくれたので、説明は手短に済んだ。

「エレメリアンにとっての救い……か……」

「今まで考えたこともなかったな……」

「私も同じです。今まで復讐のためにエレメリアンと戦ってきましたから……」

 あの時手に入れた属性玉を見つめる。

 握りしめると温かみを感じる。あいつらの魂は、今もこの中に眠っているのだろうか?

「良い……実に良い話だったわ……」

 未春さんも、非戦闘員だけど分かってくれるのか……。

「子供の頃からずっと一緒だった幼馴染のお兄ちゃんが、実は人も知れず、世も知れずに世界を裏から守っているヒーローだったなんて!!しかも戦いで敵の命を奪うことに迷いを感じ、葛藤しながらも己の守るべきもののために戦う……こんな展開もアリよね〜!!」

 その場にいた全員(トゥアール除く)がズッコケた。

 あ、前言撤回……この人いい歳した中二病患者だったわ……。

「母さんなんでこんな時に空気壊すんだよ!!」

「だって、父さんと語り合った設定の中にあった展開だったもの……両方とも幼馴染のお兄ちゃんがいなかったから没になったけど」

「そんな設定まであったのかよ……」

 総二が頭を抱えている……おそらくここでは日常茶飯事と見た。

「それに、こんな空気だからこそよ。これじゃあせっかく用意した晩御飯も不味くなっちゃうわ」

「母さん……」

「おばさん……」

「お義母様……」

 今、明らかに俺の頭に血を登らせるような字が見えた気がしたが……気のせいかな……。

「ってもう晩飯の時間か……急いで帰らないと……」

「どうせなら千優くんも食べていったら?」

「良いんですか?」

「ヒーローギアのこともっと詳しく知りたいし、ヒーローCともちょっと話がしてみたくって……」

 まあ、お互いの装備を見てみるのもいいか。

「じゃあ、お言葉に甘えて……」

 家に電話して、
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