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俺、リア充を守ります。
第3話「Cの追憶/決意の夜明け(ライジングサン)」
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あ、次はお前らの番だ!!」

 着地と同時に戻ってきたドラゴファングを構えてジェラシェード達を睨み付ける。しかし……

「フハハハ!!確カニ強イガ、引ッカッタナ!後ロヲ見ロ!!」

「何ッ!?」

 後ろを振り返ると、

「「うわぁぁぁぁぁ!!」」

「ぬぉぉぉぉぉ!?」

 ドクターフィッシュギルディとウルフギルディが、二体揃ってこちらへ放り投げられ、俺に激突した。

「痛ってえ!!二人ともいきなりどうs……」

「おっさんと副リーダーが!!」

「私たちを庇って……」

「ッ!?なんだと!!」

 二体が飛んできた方角を見るとそこには……身体を黒い霧に包まれ、苦悶の表情でこちらを見つめるタランチュラギルディとアントライオンギルディの姿があった。

「に……人間……ウチの隊長……と……小僧を……頼ん……だ……ぞ……」

「貴方達だけ……でも……逃げて……くだ……さ……い……」

「お前ら!!」

「タランチュラギルディ!!アントライオンギルディ!!」

「副リーダー!!おっさん!!」

 俺達の叫びも空しく、二体の身体はどんどん変貌していった。

「テメエらァァァァァ!!」

「後ハ任セタゾ、我ラガ下僕達ヨ!!フハハハ……」

 そう言い残すと黒い霧は再び、次元の狭間へと消えていった。

「コ……コカクキルルル!!」

「ピキュラララ!!」

 ジェラシェードに取り憑かれたタランチュラギルディは愛用していた杖を捨て、両目を爛々と光らせ、背中から生えていた蜘蛛の脚で四つん這いになった。

 アントライオンギルディの方は体が黒い外骨格に覆われ、顎が巨大化しアリジゴクというよりクワガタムシのような外見へと姿を変えていた。

「おっさん達があんな姿に……」

「……二人が……そんな……」

 ショックを受けるドクターフィッシュギルディ達に構わず、ジェラシェードに取り憑かれた二体は襲い掛かってくる。

「クッ……こうなった以上……倒すしか……」

「待ってくれ!!」

 ドラゴファングで迎え撃とうとする俺を、ドクターフィッシュギルディが止める。

「あの二人を元に戻す方法は……」

「クカキカーッ!!」

 言いかけたその時、タランチュラギルディが糸を吐きながら飛びかかってきた!!

「危ねぇ!!」

「「うわあ!」」

 俺とドクターフィッシュギルディを突き飛ばすウルフギルディ。

「「ウルフギルディ!!」」

「グッ!!」

 蜘蛛糸が絡みついて動きづらい体にのしかかろうとするタランチュラギルディを抑え込もうとするが、長く持つとは思えない。

「俺に構うな!そのまま逃げろ!!」

「このヤロォォォ
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