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俺、リア充を守ります。
第3話「Cの追憶/決意の夜明け(ライジングサン)」
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るか!!

「ああ、仲足千優!目標を殲滅する!!」

 ドラゴファングをガンモードに変形させ、目の前の邪悪に向けて放つ!!

「完全開放ブレイクレリーズ!ドラゴニック・ブレス!!」

 竜の吐息の名を持つ超高温ビームが黒い霧の集合体の中心を打ち抜く。

 だが、霧状の身体(?)の所為か中心に空いた穴はすぐに塞がってしまう。

「グッ……馬鹿ナ……我ラニダメージヲ与エルナド……」

「ゴガァ……タダ者デハナイナ……!!」

 しかし、ダメージはあったようで呻く声が聞こえてくる。

「お前たちの好き勝手にはさせない……この世界は……俺が守る!!」

 こんな台詞が本当に言える日が来るなんて……いや、今はそんなことよりもこいつらを殲滅することに集中しなければ……。

「ヌゥゥン!オ前達、ヤッテシマエェェェ!!」

「グガアァァァァ!!」

 野獣のような雄叫びを上げ人のような形をとった、戦闘員とみられるジェラシェード達が何十体、いや、何百体か襲い掛かって来る。

「上等だ、来い!!」

 襲い来るジェラシェード達にもう一度、ドラゴニック・ブレスをブッ放つ!拡散されたビームが二十体ばかりのジェラシェイダーに命中し爆発する。

 そしてドラゴファングをソードモードに戻し、残った奴らを蹴散らす。

「完全開放ブレイクレリーズ!竜牙の一閃ドラゴニック・スラッシュ!!」

「グワァァァァァ!!」

 赤く光るドラゴファングの刃が鮮やかな軌跡を描きながらジェラシェード達を切り裂いてゆく。

「相棒、残りあと何体だ?」

『ジェラシェイダーとして固形化している奴だけでも、あと三八〇体だ!!』

「あーもう面倒くさい連中だな!!」

 ドラゴファングのグリップを左右ともに折り畳み、グリップの畳まれたドラゴファングを合体させる。

「ブーメランモード!完全開放ブレイクレリーズ……ファングブーメランッ!!いっけえェェェ!!」

 刃を緑色に輝かせながら、ブーメランは俺を中心に巨大な円を描きながら、俺を取り囲むジェラシェイダー達を撃破していく。

 そして、必殺技の連発が効いたのか、ジェラシェイダ―の数はあと十何体かまで減っていた。

「これで最後だァァァ!!」

 真上にジャンプし、スラスターでバランスを整えながら、残ったジェラシェイダー達のド真ん中に狙いを定める。

「俺の必殺技……水影流柔術奥義、鯉之滝登理コイノタキノボリ!!」

 通常の威力に加えヒーローギアの機能、更に落下のスピードで威力が三割増しになった俺の決め技が残りのジェラシェイダー全員に命中する。

「ギィィィヤァァァッ!!」

 断末魔の叫びを上げ、ジェラシェイダーは全滅した。

「さ
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