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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
すごいことを暴露された件
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けて…!」
「その動物みたいに怯える姿も最高ですよ。お姉ちゃん、Sになりそうです。」
「ちょいと女の子の格好してもらって描くだけサ。まぁその後のことはお姉ちゃんに一任するけどナ。」

北斎はにやにやしているだけで助けてくれそうにもない。
終わった。
弟くんの頭の中にはその四文字しかなかった。

「さぁ、素直になって、今夜は女の子になりましょうね弟くん。お姉ちゃんビーム?」


そこから弟くんの意識は、途切れた。


?


また別の場所では

「へんじがない、ただのしかばねのようだ。」

あれから地獄の恋バナは続き、武蔵は尽きた。
動かなくなった彼女を途中参加したキャットがつんつんつつくが、一向に反応はない。

「…ろして、わたしをころして…。」

協力のために刑部姫に助けを求めたが逆効果。
さらにタマモキャットも参戦したがさらに逆効果。
全員が全員武蔵の敵になったのだ。

マスターのいいところ、普段からのイチャつき、果ては夜の営みまで、
あらゆるものを聞き、そして尋問され、彼女の羞恥心は最高潮に達しズタボロであった。
身体には傷一つない。
だが心は切り刻まれまくってるのだ。

「でも以外ね。武蔵さんもマスターを小さくしたことがあるなんて」
「ぐふっ」
「武蔵ちゃんショタコンだもんね。あ、だから自分のマスターちゃんも童顔なんだ?あれで25でしょ?」
「ぐふっ」
「よもやまだ自分が一番マトモとは思っておらぬだろう?一番マトモではないし一番スケベだぞ。やはり剣豪でも夜は獣になるのだな。」
「…。」

もう、何も話せない。
この三人からはあらゆることを聞かれ、そして誘導尋問で性癖すらバレた。
ショタコンの何が悪い。小さくなったマスターにえっちなことして何が悪い。
彼は自分のマスターだ。
なら好きにしたっていいだろう。

「でもね、武蔵さん。」
「…?」

そのときだ、
力のなくだらりと下がったその手をマリーが両手で優しく握りしめた。

「あなたがマスターを大事にする気持ち、すごく良くわかるの。稽古をするのも、生きていてほしいからこそよね?」

自分が彼に剣の使い方を教えるようになったのは、元は彼から頼み込んできたからだ。
弱いままじゃ武蔵のマスターに相応しくない。だから強くしてほしい、弟子にしてほしいと
最初は別に私が全部守るし、弟子なんてとる性分じゃないと断ったが彼の熱意に負け、渋々折れた。
けど、強いて理由を上げるのならば

「そうね、大和くんには生きてて欲しい、私も大和くんともっと旅がしたい。だったらせめて最低限戦えるように、自分を守れるようにしてあげないとって思いました。」
「ほら、でしょう?」

生きて、自分と一秒でも長くいて
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