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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
すごいことを暴露された件
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て大いに感謝している。」
「ど、どういたしまして!!でもそんなことよりたすけ」
「弟くーん?どこですかー?」
「…来た!!」

全身が震え上がってる弟くん。
遠くの方から聞こえてくるのは紛れもない、自分のサーヴァントもといお姉ちゃんのジャンヌの声だ。
一体なぜそこまで怯えているのだろうと不思議に思ったが、その理由はすぐに分かった。

「いませんね…お姉ちゃんレーダーだと確かこの辺りに…。」
「そんな代物があんのかい…。」

遠くにいるのはジャンヌ、そして北斎。
二人とも手にはメイド服やら着物、果ては女性用の水着まで持っている。

「このまま捕まれば…女装させられるのだな?」

弟くんは何度も頷く。

「そ、そうなんです!!このままじゃ僕女装させられるんです!!」

藁にもすがる思いだろう
しかし、

「悪いがあまり騒ぐなよ。私には子供達を寝かしつけるという重大な仕事が残っている。後のことは自分で処理してくれ。」
「」(絶望)

タイミングが悪すぎた。
子供が寝る時間だったがために弟くんは助けられず、アタランテは子供達を優先し三笠の中へと帰ってしまった。

「お、お願いします!匿うだけでもいいんです!!あけてください!!!」

丁寧に鍵まで閉めて。
要はめんどくさいことは持ち込まないでほしい、とのことだったんだろう。

「弟 く ん 、 見 い つ け た。」
「ひっ…!!」

肩にポンと手を置かれる。
振り向きたくない。
振り向けばそこにはお姉ちゃんがいる。

「まず何から着ます?お姉ちゃん的にはこの第三再臨をイメージしたこれを着て姉弟揃ってペアルックにしようと」
「い、いやだああああああ!!!!!!」

手を振り払い逃げる、
だが足を踏み出そうとした瞬間、見事に転んでしまった。

「ダメですよ弟くん。勝手に走り出したら。」

足が動かない。
よく見てみれば光のわっかが足を縛り付け、動けないようにされている。

「やだ…おねがい…」

笑顔で迫る姉。
その手に抱えられているのは数々の女性用の服。

「やめて!!うまくは言えないけど女装したら大事なものを失う気がする!!」
「なぁに心配いらねぇヨ。おれのマイも最初はこんなんだったが、今ではご覧の通り。どこぞの理性蒸発騎士みたいになっちまった。」

反対側には北斎。
後ろにはジャンヌ。
前門の絵描き、後門のお姉ちゃんとはよく言ったものである(言ってない)

「大丈夫です。失うものなんて何もありませんよ弟くん。それどころか得られるものばかりです。」

ゆっくりと上げられた手、
ピストルを表すような形をした手を、お姉ちゃんは弟くんにゆっくりと向けた。

「や、やだ…おねがい…たす
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