暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
すごいことを暴露された件
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「…。」
「あなた用ではありません…!紫式部さんのために持ってきたもので…いけません…!このままでは死んでしまいます…!」
ふぃっへるよ(しってるよ)

グラス一杯の水は飲み干した。
だが飲み込んではいない。口の中にためている。
何をするんだと思えば彼女は

「…!!」
「ん…んんっ!?」

あろうことかそのまま口移しで、紫式部に水を飲ませたのである。

「ああっ…!公衆の面前でこんなことをしては社会的に死んでしまいます…!」

唐突に始まったレズシーン。
それには周りにいた男達も無反応ではいられなかった。

「お、おいなんかおっぱじめやがったぞ!!」
「やべーぞレズレイプだ!(歓喜)」

ただの口移し。
だったがとうに水は飲みこませ、彼女ら二人は既に熱いキスへと移行していた。

嫌がり、離れようとする紫式部だったが次第に抵抗が弱まり、今では指と指を絡ませあっている。
そう、泥酔していたのは紫式部だけではない。

「あおい…さま…み、みんながみてます…っ?」
「いいじゃん。これだけあたしたちは仲良しなんだって見せつけようよ…"香子"」
「そ、それは二人だけの呼びか…んむぅ!?」

これ以上言葉は話させない、とでもいいたげにキスを再開。
口ではそうは言っていても身体は正直。
既に堕ちている紫式部は彼女の責めを完全に受け入れたのである。

そして、酔っているのは紫式部だけじゃない。

「あ、あおいさま…っ!酔ってますね!?」
「だから?」

ドレイク船長と飲み、場合によっては紫式部よりも飲んでいる。
酒には強いと自覚はあるのだが、いくらなんでも限度があった。
泥酔した葵は何をするのかと思えば、こうして性別を越えた愛を周りに見せつけるのだった。

「あわ…あわわ…これは子供にはお見せできません…。」

周囲を見渡し子供がいないことを確認し、シェヘラザードはどうしていいか分からず右往左往するのだった。

?

そのころ、

「おやすみなさーい。」
「ああ、おやすみ。」

よいこはもう寝る時間だ。
三笠に帰っていく子供達を優しく見送り、アタランテはまだ残っている子供がいないかチェックする。

「アポロン様ーっ!!」

最後の一人、パリスくんが他の子供達が持っていったアポロン様を追いかけていき、これで全員いるなと確認したアタランテは自分も三笠に入っていく。
寝かしつけるのもまた、自分の仕事だからだ。
その時だ。

「た、助けてください!!!」
「貴様は確か…。」

一人の青年が慌てた様子でこちらに走ってくる。
彼は確か東京のイルカショーのオーナー、通称弟くんだ。

「思い出したぞ。弟くんだな。今夜は子供達を喜ばせてくれ
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