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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
すごいことを暴露された件
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「僕とあいつは兄弟。これは紛れもない事実だよ。」
「兄妹って…いくらなんでも似てなさすぎだろ!?」

関係者、もしくは身内だと考えてはいたがまさか兄妹だとは思わなかった。
だってよ、代表と舞さん似てるところ何一つねぇもん。
チビデブハゲの三重苦揃った種付けおじさんみてーなヤツが、
この長身でスレンダーでサラサラの髪をした舞さんのお兄さんだなんて…!!
義理でも腹違いでもない。
舞さんは確かに血の繋がった兄妹だと言っていた。

「実は桜ちゃんは凜ちゃんと血の繋がった姉妹でしたくらい、いやそれよりも衝撃だぜ…!」
「驚いた?でもここまで解明できたのは探偵さんが初めてだよ。すごいすごい。」

そういって拍手をする舞さん。
まぁ俺は探偵だからな。
といつもならそう自慢していたが今回はそうはいかない。

「で、兄妹なのはあれとしてあいつとはどんな因縁があるんです…?」
「うーん。どこから話せばいいかな?」

首をかしげ、悩む舞さん。

「別に最初からでもいいっすよ。」
「すっごく長くなるよ?いい?」

広場からの喧騒、そして波の音。
月明かりに照らされた舞さんはそういって微笑む。
吸い込まれてしまいそうな瞳に見つめられ、思わずその美しさにぽーっとしてしまう。

「ええ、話してください。」
「うん。じゃあまず簡潔に言わせてもらうね。」


「僕とあいつは…この世界の人間じゃない。こことは違う別の世界にいたんだ。」




?


「待たせたわね!!今からこのステージは私達のものよ!!」
「誰だあいつらにマイク渡したヤツ!!早く止めさせろ!ステージから下ろせ!!死人が出るぞ!!」

一方その頃。
特設ステージをオーシャンビヨンドのサーヴァントであるエリザベート系五騎からなるグループ『鮮血戦隊エリちゃんズ 』に占拠されている頃。

「楽しくやってるみたいね…。」

オーシャンビヨンド社長である真壁社長はカクテルを嗜みながらそんなどんちゃん騒ぎを見ていた。
ちなみに葛城財団の陸上からの援軍達全員の鼓膜が破壊されたのはこのエリザベート達の仕業だ。


「いつまでもこんな光景が見れる…そんな世界になって欲しいのだけれどね。」
「それは奴らの存在があるかぎり、難しいだろう。」

社長の疑問にモリアーティがグラスを磨きながら答える。

「でしょうね。ところで葛城財団のことはあなた的にはどう思ってるの?犯罪界のナポレオンさん。」
「なに、悪のカリスマとして評価を下すのなら、彼らは最低だ。底辺中の底辺ってところだ。」
「まぁけっこうな辛口だこと。」

葛城財団は悪人としては最低の最低。
彼らは様々な非道かつ残酷な手段を用いて何の罪もないマスター達からサーヴァントを
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