第8話
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室したときバタバタとせわしなく動いていて忙しそうだと出直そうとしたが運よく研究員の一人が気づいてくれたためその場でセットしてくれた。
「じゃあどういうトリガー構成にしたいとかある?」
「えっと・・・メインが弧月、旋空、シールド、バイパー。サブにグラスホッパー、シールド、バックワームでお願いしてもいいですか?」
「ほいほいっと。それにしてもいきなりバイパーかぁ。ほかの射手用トリガーじゃなくていいの?アステロイドとかのほうが簡単だけど・・・」
「それも考えたんですけど。基本自分はこれからも射手用トリガーはバイパーメインで行こうとは思っているので・・・・」
「なるほどねぇ。結構チャレンジするね。自分は嫌いじゃないよ〜」
と陽気なお兄さんは笑った。
ひとまずトリガーセットをした海斗は隊員用ロッカーに戻りカバンに入れておいた携帯を確認した。すると奈良坂からLINEで連絡が入っていた。
奈良坂は今日昼から防衛任務ということで途中早退をしていたはずである。
なんだと思い中身を確認すると今日本部に来ているかという確認と、きていたら隊室に来てほしいという内容だった。
「(奈良坂が隊室というんだから三輪隊だよな。場所は・・・・・どこだ?)」
当然ながら先ほど正隊員になったばかりの海斗にA級の隊室は縁がない。しっかりと要点が書かれているメッセージを送る奈良坂にしては場所の位置が書かれていない。珍しいと思いながら人に聞くためにカバンを持ち移動した。
とりあえず人がいそうなラウンジを目指し歩いていると、前方にロングのお兄さんが歩いているのが見える。道を聞こうと話しかけた。
「すみません。道を聞きたいんですけど」
「ん?なんだい?」
その人、東春秋はこちらを振り向いた。
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一方三輪隊隊室では・・・・・
「陽介ーーーーーー!!!」
午後から防衛任務だった三輪隊のメンバーは防衛任務が終わりおのずと実力テストの話となった。中間、期末ではないがテストはテストであるため三門第一高校、六頴館高校ともに赤点をとれば合格するまで」追試を受けることが決まっている。それは日々人々の命を守るボーダー隊員とて同じである。
そして例にももれず米屋陽介は赤点をとっていた。そのため防衛任務後から三輪隊+出水で追試対策開催中である。
しかし、いくら教えても教えても覚えない米屋についに三輪が切れたのだ。ほかのメンバーもあきれてものが言えない。
「はぁ・・・・陽介。実力テストは夏休みの課題から出ていたのだろう。範囲も狭いはずなのになぜこうもできないのか。」
「それはあれだろ?課
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