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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
クレッセント・グリズリー
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もなく吹き飛ばされ機能停止寸前になっていたグリズリーが倒れていた。

「み・・・・・・見事だ・・・・・・・・」

グリズリーは、満足そうな笑みを浮かべてエックスを見る。

「約束通り・・・・・・オリハルコンはお主に譲ろう・・・・・・・少し離れた地下倉庫に隠してある・・・・・・好きなだけ持っていけ・・・・・・・・」

「そ、そんな・・・・・・・・」

それとは反対にエックスは、後悔した。

ここまでするつもりはなかった。

にもかかわらず、自分はまた一人、レプリロイドを破壊してしまった。

「さっき見せてくれた実力なら・・・・・恐らくゼロも倒せるだろう・・・・・・・俺の目に狂いはなかっ・・・・・・・た・・・・・・・・」

そう言うとグリズリーは静かに息を引き取る。エックスは、目から涙を流しながらグリズリーの残骸を見る。

「・・・・・いつ・・・・・いつ終わるんだよ!!いつ闘いが終わるんだよ―――――――っ!! いつになったら――――――っ!!」

泣き叫びながらエックスは一人叫ぶ。

「結局・・・・・・結局いつも同じことの繰り返しじゃないか!!戦っても・・・・・何度戦っても!!!」

エックスはそのまま膝をつく。

「俺は・・・・・・・・俺自身の存在は闘いを招いているのか?俺が・・・・・・・俺がいるから・・・・・・・・」

足をふらつかせながらもエックスは、オリハルコンの保管されている方へと向かって行く。

自分をさらに追い詰めていきながら・・・・・・・
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