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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ナポギストラーの最後
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隙にマーティがエックスを回収した。

「エックス、大丈夫?」

「あぁ・・・少しだけ俺はヤツのことが可哀そうだと思ったよ。」

「えっ?」

エックスの複雑な表情にマーティは思わず目を丸くした。

「俺たちレプリロイドもイレギュラーと認定されれば、処分される。ここのロボットたちもそうだ。人間を楽させるために作られ、次々新しいものが作られて行くと古いものは処分されて行く・・・・・・ナポギストラーはそれに気づいたんだ。そして、自分なりの結論へ辿り着いた。」

「・・・・・・・処分ね・・・・・」

エックスの言うことに対してマーティは否定はしなかった。それは事故で一時的に泳ぐことができなくなって存在意義を失いかけた過去とかつての恩師をこの手で葬ったことが一因なのかもしれない。

「・・・・でも、アイツは間違った選択を選んだわ。シグマがレプリロイドの世界を築こうとしたようにアイツはロボットの世界を実現するために人間を排除しようとした。あんな戦闘ボディまで作って。」

「うん。だから、俺たちで終わらせてやるんだ。これ以上間違えないうちに。」

マーティは、アディオンを反転させて起き上がり始めたγに向かって行く。

「もう一度、頭部を狙ってみる。奴の頭上まで近づいた瞬間、飛び移る。」

「もう、随分やられちゃったからこれが最後のチャンスね。」

マーティは収納状態の自分の槍をエックスに手渡す。

「役に立つかどうかわからないけど持っててちょうだい。やるだけのことはやりたいから。」

「ありがとう。」

エックスが槍を受け取るとアディオンはγに向かって急接近していく。一方のγはゼロとアイリス、ドラえもんが攻撃を回避しながら反撃していたが強固なボディに傷がつくことはなかった。

「疾風牙!!」

「龍炎刃!」

「チャージダブルサイクロン!!」

『くどい!』

γは、三人に向かって電磁波を放つ。ゼロはアイリスを抱きかかえて空円舞、ドラえもんはタケコプターを使って回避した。

「あっ!のび太君!」

ドラえもんはγに急接近する二人を見る。

『馬鹿め、まだ懲りずに来たか!』

γは二人に向かってビーム砲と電磁波を同時に放つ。

「思いっきり飛ばすわよ!!」

マーティはアディオンのスピードを最高速度にして攻撃を回避し、γの足元にまでたどり着く。

『なっ!?』

「行けぇ〜!!!」

二人の乗ったアディオンは勢いよく足から頭部に向かって登って行く。

『くっ!コイツ!?』

γは、上ってくる二人を振り落とそうとする。

「エックス隊長とマーティ副隊長を援護しろ!」

「「「了解!」」」

ビートブードの指示で残ったハンターたちが拘束用の
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