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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
リベンジ
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認めなかったのかそれとも自分の負けを認めたのかはわからない。彼は、外で待たせていたメカドラゴンに力尽きるように乗り込むとその場から離脱して行った。

「・・・・・・奴はまた目の前に現れるのかもしれないな。」

エックスは、クイックマンが落としていったサーベルを拾い上げる。自分の攻撃で酷使し続けていたにもかかわらずその刃は、未だに刃こぼれすらしていなかった。

「・・・・・・・でも、今度も負けはしない。絶対に勝ってみせる・・・・・!?い、いでででででで!?」

その直後マーティは、ワザとエックスの右腕の傷口を応急処置する。

「痛いじゃないかマーティ!」

「もう、傷口塞いでいるんだからしょうがないでしょ!すぐにベースキャンプに戻って修理するんだから我慢しなさい!」

マーティは、ふくれっ面しながら言う。しかし、その眼は怒っているのではなくむしろこれだけで済んでよかったと安堵していることがわかる。

「避難の誘導はしずかたちがやってくれているわ。アタシたちは、一旦戻りましょう。」

「・・・・・そうだね。このままだと丸腰で行くようなものだし。」

『エックス、マーティ?あなたたちの座標設定が終わったからこっちに転送するわ。問題ない?』

エイリアからの通信を聞いてエックスとマーティは負傷したスパイダスと共に一旦ベースキャンプへと戻って行った。



























ゼロside

ナポギストラー王宮

コピーアイリスの最期を看取った後、ゼロとアイリスはドラえもんと合流するべく先を急いでいた。

「ドラえもんさん・・・・・無事だといいけど。」

「大丈夫だろう。俺たちと一緒に戦ってきたんだからな。」

しばらく奥へ進むとまたもや転送装置が設置されていた。二人は早速装置の中へと入り、次の部屋へと向かう。

「あっ!」

次の部屋に着いた瞬間、アイリスは目の前にあるものを見て唖然とする。

「ドラえもんさん!?」

そこには透明な結晶に閉じ込められたドラえもんがいた。

「んぐぐぐ・・・・・むぐ・・・・・」

「なんてことだ・・・・・一体誰がこんなことを・・・・・・・」

ゼロは結晶の膜を破壊しようとバスターを撃つがバスターの光弾は反射されて天井に跳ね返るだけだった。

「こいつはどうなっていやがるんだ?」

思わず二人で首を傾げていると二人の目の前に何かがゆっくりと舞い降りてきた。

「あれは・・・・・・」

よく見るとそれは丸い巻貝が回転しながら動いている姿だった。巻貝は床で軽く跳ね上がるとその中から知っているものが姿を現す。

「「マイマイン(さん)!?」」


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