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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
二人のアイリス
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うだけど、あなたが転送装置で去った後兄さんの動力炉と掛け合わせたハイブリッド動力炉のサブ機能で再起動できたの。」

「そんなものまで・・・・・・」

「無駄な抵抗はやめろ。俺たちは無駄な戦いをするつもりはない。ナポギストラーのところまで案内するのならイレギュラーとして処分もしない。」

ゼロはバスターを戻し、アイリスの傍へと駆けよる。

「大丈夫か?」

「えぇ・・・・・・まだ機能が回復しきれていないからふらついているだけ。」

「そう言って兄さんまで殺したくせにぃいいいいいいい!!」

「「!?」」

コピーアイリスの叫びに二人は思わず驚きの表情をする。コピーアイリスは、先ほどのように結晶体を出現させて、アーマーを身に纏う。

「そうやって、あなたは!あなたは!!」

コピーアイリスは、ビーム砲を二人に向けて発射する。

「アイリス!」

ゼロは、アイリスを抱きかかえて空円舞でビーム砲を回避し、エアダッシュで展開されたビットを器用に避ける。

「ぐっ!?」

それでも何機かのビットの爆発に巻き込まれ、ゼロは床に落下する。

「ゼロ!?」

「だ、大丈夫だぁ・・・・・」

「戦わないで、戦わないでってあれほど言ったのに!!」

コピーアイリスはバイザーを赤く発光させながらビットをさらに大量に展開して二人に迫ってくる。

(・・・・・私もやらなきゃ。やらないと私もゼロもこの子に・・・・)

アイリスは、倒れているゼロを壁際に寄せると落ちているコピーのサーベルを拾い、二刀流でコピーの前に立ちはだかる。

「ゼロ、ゼロ!!ゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロオオォォォォォオォォ!!!」

「・・・・・兄さん、兄さんの力・・・・私に貸してください。」

アイリスは、サーベルを二本交互に振って斬撃を放つ。コピーアイリスのアーマーは斬撃を受けながらも特にダメージを受けた様子はなく更に近づいてくる。

(兄さんの使っていた斬撃による衝撃波が通じない・・・・・・!なら!)

アイリスは再び斬撃を放とうとする。

「無駄よ!!そんな兄さんの真似技、今の私には通じない!!そんなことわかっているで・・・・・」

「あなたは私ではなかったの?」

「!?」

コピーアイリスは、アイリスが繰り出そうとする技を見て目を丸くする。

アイリスはまずカーネルがやっていた時同様に最初の斬撃を繰り出す。本来ならその後遅れて次の斬撃を繰り出すのだがアイリスは時間を置くことなく次の斬撃を、さらに次の斬撃と合計三回分の斬撃を掛け合わせた衝撃波を放った。掛け合わせたことにより威力が上がった斬撃は、コピーアイリスの左腕を切断する。

「うっ!?そ、そんなことが!
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