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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
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メカポリス ナポギストラー王宮
エックスがマーティに引っ張られながらメディカルルームに連れ戻されていた頃、王宮ではナポギストラーが未だに警戒を緩める様子は見せなかった。
「いえ、サピオ一味があの大迷宮で生き延びているとは考えられません!飛行機を奪って逃亡した四人組も嵐の海に消えて行きました。皇帝どうかご安心ください!」
「黙れ!お前たちは人間のしぶとさを知らんのだ。全員生け捕りにするまで警戒を厳重にしろ!!」
既にブリキン島へはオートモードにしたドクロボットたちが向かっている。態々これ以上厳重にする必要があるのかと流石のネジリン将軍も彼の神経質な性格に呆れる。
「・・・全く、顔がでかい割にはホント気が小さいんだから・・・・」
「・・・・なんだ?」
「うっ!?い、いいえ!厳重な警戒を続けますです!!」
ブリキン島
「まさか、増援を寄越してくるとはな。隙のない連中だ。」
ゼロはセイバーをしまいながら言う。
周囲には、バラバラに破壊されたドクロボットの数々。その光景を見て一般ハンターたちは、流石という表情をしていた。
「ゼロ、大丈夫なの?」
アイリスは、バスターを戻してゼロに近づく。
「あぁ。しかし、妙な気分だ。間近で見たのは初めてなのに妙に懐かしく見える。」
ゼロは、ドクロボットの残骸を拾って見てみる。
「何かこう・・・・・・遠い昔に見たんじゃないかって思えちまうような・・・・・・」
「ゼロ・・・・・」
感慨深そうに言うゼロを見てアイリスは心配する。
「さて、敵も一掃したところで作戦会議に戻るぞ。」
「うん。」
残骸を他のハンターたちに任せてゼロとアイリスは、作戦会議を行っていたベースキャンプに戻る。中ではドラえもんたちが既に街の状況などの報告を聞いていた。
「人間収容所はこの辺だったよ。」
スネ夫は入手したメカポリス全域の地図に指を指しながら言う。
「間違いない、このルートを通って大きな橋を渡ったんだ。逃げる時もこの橋を渡ったから地上から向かうのはかなり厳しいぞ。」
「王宮はこの辺りです。警備が厳しくて簡単には近づけない上におそらくナポギストラーの事です、王宮の中を改造しているのかもしれません。」
「後もう一つ問題がある。王宮の方ではワイリーセカンドナンバーズ、収容所にはサードナンバーズが待機しているんだ。」
「セカンド、サード?」
「いわゆる連中の隊長格だよ。街の陽動作戦で何人かは食らいつくと思うけどどれもがあのロックマンを苦しめたロボットたちだよ。それにのび太の話を聞く限り
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