暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
動き出すイレギュラーハンター
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ギストラーの電子頭脳を初期化し、全ロボットに搭載された「イメコン」の機能を強制的に破壊するためのプログラムだ。このプログラムは伝染性を持ち、ナポギストラーに搭載されている「洗脳回路」を通じてロボットたちに取り付けてある「イメコン」へと次々感染し、短時間で効力を発揮する。ただし、このプログラムを正常に作動するためにはこのディスクをナポギストラー本人に取り込ませ、プログラムをインプットさせなければならない。私は、ナポギストラーの設計データを回収し、そのディスクを入れることができる場所が口部であることが分かった。そこにディスクを入れればプログラムが作動し・・・・・・』

「つまり、親玉本人にこのディスクを挿入すればいいという事か。」

さりげなくケインは理解した。

「これをナポギストラーに取り込ませればロボットたちのイメコンも無力化されるという事か。他のロボットたちを破壊するのではなく一時的に機能を停止させる・・・・・父が考えそうなことだ。」

「しかし、問題はどうやってナポギストラーの宮殿に乗り込むかじゃ。エックスでも、あれほどのダメージを与えた連中、おそらくそう易々とは乗り込めんじゃろう。ゼロとアイリスも戻ってきておらんし。」

「四人は潜水艦でメカポリスに調査に行ったはず。もう戻ってきてもいい筈なんですが・・・・・・」

肝心の品を手に入れたもののこれをどうやって宮殿に守られているナポギストラーに使うかを検討している中、突如警報が鳴りだした。

「な、何事だっ!?」

警報にハンターたちは動揺する。

「タップ、レーダーを見て来てくれ。」

「はい!」

タップは早速研究室のレーダーを確認する。

「サピオ様、この島に何かが接近しています!」

「まさか、敵が戻ってきおったのか!?」

「違います・・・・・・何か不思議な音がします。」

タップは耳をピクピク動かしながら言う。


























ブリキン島 外

ブリキンホテル跡地周辺を警備しているハンターたちは何やら鈴の音で上空を見上げていた。

「何の騒ぎだ!?」

「イーグリード隊長、上空から何やら鈴の音のようなものが近づいてきています!」

「鈴!?」

イーグリードも警戒して空を見てみる。すると何かが動物のようなものにそりらしきものを引かせている人影がかすかに映った。

「あれは一体・・・・・」

そこへ通り抜けフープを使ったドラえもんたちが出てきた。

「何が接近してきているんじゃ?」

「ケイン氏。いえ、私にも何が接近してきているのやら・・・・・・」

影はだんだん濃くなりやがて姿が明らかになった。


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