暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
動き出すイレギュラーハンター
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ボットの基地かもしれないわ・・・・・」

「だけど、このままじゃゼロたちは少しは持つかもしれないけど俺とスネ夫は凍えちゃうよ・・・・・・・」




『グワァアアアアアア!!』

その直後四人の背後から何かが吠えた。ゼロが振り向いてみるとそこにはホッキョクグマが立ち上がって威嚇していた。

「なんだ、クマ・・・・・」

「「熊だぁぁぁぁ〜!!!」」

「えっ?ちょっと、二人とも!?」

クマに驚いてスネ夫とジャイアンは猛スピードで走り去って行ってしまった。その行動にクマも思わず呆然とする。

「・・・・・急いで二人を追うぞ。」

「そうね。」

ゼロたちもダッシュをしながら移動を始めるが先ほど弱音を吐いていたとは思えないほどのスピードで二人は、走り続ける。

「「わあぁっ!?」」

二人は低めの崖に飛び出し低い斜面を転がり始める。

「「わああああぁぁぁ!?」」

「二人とも!」

ゼロとアイリスが崖の下を覗いたころには二人は転がったせいで雪だるまみたいになっていた。ゼロたちは、崖の下に降りて雪の中から二人を掘り出した。

「プハッ!」

「動けないと言いながらよく走るもんだ。おかげで明りの近くにまで来てしまったぞ・・・・・」

「ゼロ、あれを見て。」

「ん?」

アイリスの言葉にゼロは振り向く。よく見ると少し離れたところに木製の一軒家があった。明りの正体はあの家からだったようだ。

「とてもロボットが暮らしているような家には見えないわ。」

「じゃあ、だれが住んでんだよ?」

「いいよ、この際四人で凍え死んじゃうよりはマシだよ。行ってみよう。」

「・・・・・他に手段もないしな。行くしかないか。」

四人は家の方へと歩いていく。煙突からは煙が出ており、間違いなく誰かが中にいる。

「敵でなければいいけど・・・・・」

すぐそばの納屋にはトナカイのロボットがいた。

「・・・・・・昔、シグマに着いたスタッガーのことを思い出すな。よく新入りをいじめる常習犯だったが。」

そう言いながらも家の玄関の前に行く。

「あの・・・・・ごめんください。」

ジャイアンが声をかけてみると中から返事が返ってきた。

『誰じゃな?』

「私たち、地球という星から来た者です。事情があって道に迷ってしまったんです。」

「腹ペコで凍えそうです・・・・助けてください。」

ジャイアンが頼み込むと玄関の窓にかすかに人影が見える。

『せっかくだが・・・・儂の役目はもう終わったんじゃ。静かに眠らせておくれ。』

「そんな〜!」

「お願いです!中に入れてください!」

「頼む、俺はともかくこの二人は人間なんだ。中で暖を取らせ
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