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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
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理はうまく言っているようだった。
「ハッ、ハッ・・・・・・・はっくしょん!!」
ドラえもんは水中でありながら大げさなくしゃみをする。同時に体内から出ようとしていたミニドラはそのまま飛び出してケインの頭の上に落ちた。
「あれ・・・・・?」
「ドラえもん!!」
「僕は一体何をしていたんだろう?」
「これ、しっかりせんか。儂らのことを覚えておらんのか?」
「ん?・・・・・・あっ!ケイン博士!玉美ちゃん!!」
「ドラえもん!!」
やっと目を覚ましたドラえもんに玉美は思いっきり抱き着いた。
「会いたかったよぉ!!」
「ドラちゃん直ったのね!」
「しずかちゃんも助けに来てくれたんだ!!ありがとう!」
「ゴホン・・・・修理はこのミニドラがやってくれたんじゃ。」
ケインは頭の上に指をさす。
「ドラララ!!」
「ありがとう。」
「早くお兄ちゃんたちの所へ行こう!!サピオお兄ちゃんの方にも・・・・・・・」
「サ・ピ・オ?」
「説明したい所じゃが時間がない。このままブリキン島へ急ぐぞい!!」
「わかりました、いいものがある。」
ケインに言われて状況がいまいちわからないもののドラえもんはポケットに手を入れる。すると何やら少し大きめの瓶を出す。
「絶対安全救命いかだ!!」
「まさか・・・・・そんな空き瓶でブリキン島へ行くなんて悪い冗談じゃないじゃろうのう?」
「フッフフ・・・・まず、瓶の口に手を当てて・・・・・」
ドラえもんが早速瓶の口に手を触れると瓶の中へ吸い込まれて行った。
「ぬっ!?」
「「わあぁ!」」
『さあ、みんなも瓶の口に手を触れて。』
瓶の中から聞こえるドラえもんの言葉を聞いて三人は瓶の口に手を触れる。中に入るとそこには筏に乗ったドラえもんが待っていた。
「相変わらずずごいもんを持っておるのう・・・・」
「では、ブリキン島に向けて出発!」
ドラえもんが掛け声をかけると瓶はゆっくりと海上の方へと浮かんで行く。
「どんな波が来ようと瓶は確実に目的地へとたどり着く。」
「ねえ、ドラえもん。もっと早く進めないの?」
ゆっくりと移動する瓶に対して玉美は聞く。ドラえもんは筏に置いてあるオールを手に取る。
「このオールで漕げば、スピードが上がるよ。」
「どれ、今度こそ儂の腕前を披露しようではないか。」
ケインはオールを受け取ると漕ぎ始める。すると少しずつではあるが瓶は移動スピードを速める。
「あら?飛行機よ。」
外の方を見ると一機の飛行機が飛んでいた。
「ロボットの空軍の仲間かのう?この瓶が見つからなければいいんじゃが・・・・・・・・」
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