暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
増援要請
[2/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
とか考えるんじゃねえぞ。」

そう言うとスネークマンたちは部屋から離れて行った。ガリオン侯爵は呆然と傷ついているビートブード達を見る。

「ブリキン、このロボットたちは・・・・・・・・」

「彼らは我々を救うべく来てくださった地球という星の戦士たちの仲間です。ホテルの外で軍隊と果敢に戦ってくださったのですが・・・・・・我々が無力なばかりに・・・・・・」

「他の方も街へ潜入したり、ラビリンスへ・・・・・」

「・・・・っとなるとサピオはまだ捕まっていないという事か。」

「しかし、旦那様。ホテルは破壊され、地下迷宮への電力供給が絶たれてしまっております。私は心配で心配で・・・・・・」

ブリキンとピエロは今までのことを話すが未だに地下迷宮にいると思われるサピオのことが気がかりだった。

「ダ・・・・・・大丈夫です・・・・・・」

「「!?」」

そこへ傷口を押さえながらビートブードがゆっくりと体を起こして言う。

「君は?」

「俺は、グラビティー・ビートブードと言います。サピオ君にはエックス隊長とマーティ副隊長たちが付いているのできっと大丈夫です。」

「ビートブード様、お体の方は?」

「ひどい傷だ・・・・でも、急所は外れている。どういう事かはわからないけど。」

傷口を見るとひどいように斬られているが致命傷にはなっていなかった。しかし、放置しておくと動くのに支障をきたす。

「こんな時にケイン氏かドラえもんさんがいてくれれば修理できるんだけどな・・・・・・」

「・・・・・・・傷口を診せてもらえないか?」

「えっ?」

ガリオン侯爵は、ビートブードの傷を診る。

「・・・・・何とか応急処置ぐらいの手当ならできそうだ。ピエロ、あれはまだ隠してあるか?」

「はい!この通り!」

ピエロは自分の腹部を開ける。そこには一通りの修理道具が内蔵されていた。

「あら・・・・・・」

「万一のことを考えて体に忍ばせておいたんだ。修理工場ほどではないがこれ以上悪くならない程度にはやらせてもらうよ。後ろに倒れている二人も。」

「す、すみません・・・・・・」

「サピオと共に態々遠い星から来てくれたんだ。このくらいはしなくては。」

侯爵は、看守に怪しまれない程度にひっそりと3人の修理を始めた。


























三人が捕らえられているとは知らず、ゼロたち四人を乗せたトラックが収容所に止まった。

トラックの前には看守ロボットと番犬型ロボットが待っていた。

「よし、いつも通りにふるまって相手の警戒を緩くさせるんだ。」

「ウ、ワ、ワカッタ・・・・・」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ