暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
究極対光速
[2/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
・・・」

クイックマンは、残像を残しながら攻撃を回避していく。

「くっ!速過ぎて当たらない!」

気がつくとクイックマンはサーベルをエックスの首元に向けて振り下ろそうとしていた。エックスは、咄嗟に回避するが脇腹を斬った。

「痛・・・・・竜巻旋風脚!!」

「!?」

傷の痛みに耐えながらもエックスはクイックマンに竜巻旋風脚を繰り出す。クイックマンは回避の間際に一撃喰らうが大してダメージにはなっていないようだった。

「フルチャージダブルサイクロン!!行けー!!」

両腕を掲げてエックスは巨大な竜巻を放つ。

「・・・・・・・」

クイックマンは一瞬呑まれかかるがサーベルの一太刀で無力化する。

「ノヴァストライク!!」

アルティメットアーマーの一部を変形させて一瞬動きを止めた彼にぶつかる。

「・・・・・・・」

「グ、グウ・・・・・」

しかし、ノヴァストライクの一撃必殺すらサーベルで受け止められてしまっていた。

「・・・・・・どうした?お前の力はこんなものではないだろ?」

「うぅ・・・・・・」

距離を取り、エックスは険しい表情でクイックマンと睨み合う。

「・・・・・お前の本気を見せろ。」

「・・・・・・・」

「それで隠しているつもりか?」

「・・・・・バレてたのか。」

エックスは、バスターを一回通常の腕に戻す。

「・・・・・いつから気づいていたんだ?」

「お前と戦ってからすぐだ。」

「・・・・・・・」

クイックマンの指摘でエックスは、深刻な顔になる。

「理由は知らんがお前は自分に秘められている力を隠そうとしている。その力を使わないのは何故だ?兄と同じく相手を傷つけたくないからか?」

「・・・・・・・正確には違う。」

クイックマンの言葉に対してエックスは答える。

「俺は確かに力を隠している。確かにその力は凄まじい・・・・・・・・だが、力を使えば必ず代償というものがある。過去の戦いでその力を使った俺は見境なく暴れ、危うく自分を失いかけてただのイレギュラーになりかけた。だから、この力は過去の戦いで数回しか使ったことはない。」

「・・・・・・」

「・・・・・・でも、そうは言っていられないのは分かっていた。君を相手にしたときからね。・・・・・・この姿は誰にも見せたくはない。もう、あの姿を見て彼女(マーティ)を泣かせたくはない。」

「・・・・・・仲間を逃がしたのはそのためか。」

覚悟を決めたエックスの顔を見てクイックマンは特に否定することはなかった。もし、ここに彼の兄弟機が来ていたら彼の考えを否定していたのは間違いなかっただろう。

「この力を使ったのはナイトメアポリス、ドッ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ