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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
迫りくる光速
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ボットの方はほぼ無傷だ。

「・・・・・・・・」

(あのロボット・・・・・・本当に連中の仲間なのか?あの速さは死んだ兄貴よりも速かった。あの速さで移動しながら何ともないのか?)

「・・・・・・・奴は・・・・・・末弟(ゼロ)は・・・・・・どこだ?」

「ぜ、ゼロ隊長だとっ!?」

ロボットはサーベルを構え直しながらビートブードに近づいてくる。

(こいつにはバグホールでの攻撃は意味がない!近づいた瞬間を迎え撃つしかない!)

ビートブードはバスターからブーメランカッターを展開して発射せずに構える。

「・・・・・・・」

答える気がないと分かったのかロボットは足を止める。

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」


























ガッ





「・・・・・・・・」

「・・・・・・・ぐうぅ・・・・・」

一瞬の出来事でビートブードはその場に倒れる。その腹部には大きな切傷ができ、火花を散らしていた。一方のロボットの方は、右腕にブーメランカッターが突き刺さっていたがすぐに引き抜く。

「す、すみません・・・・・・・・・エックス隊長・・・・・俺は・・・・俺たちは何も・・・・・・・」

ビートブードはそのまま倒れて気を失ってしまう。

「・・・・・・・・・・エックス。それが奴の後継機か。」

ロボットは、彼の元にブーメランカッターをそっと置くと攻撃が激しくなる前に乗ってきたメカドラゴンに乗り、一旦島から離れた。













その頃、攻撃が強まると察知したエックスたちは、急いで地下の方へと移動をしていた。

「早く、地底深くまで潜らなくては!」

「みんな、急げ!!」

いくつかの階段を下り、エックスたちは通路へと差し掛かる。

しかし、空爆で上部のホテル部分が破壊されたため、爆発の衝撃で壁の一部が吹き飛び土砂が通路を塞ごうとする。

「みんな急げ!」

そう言った矢先に自分のすぐ隣で玉美を背負いながら走っていたマーティが土砂に呑まれそうになる。

「マーティ!」

エックスは彼女を突き飛ばして呑み込まれるのを阻止したものの代わりに自分が土砂に呑まれてしまった。

「うわあぁああ!?」

「お兄ちゃん!?」

「エックス!?」

マーティは、玉美を抱えたままエックスの手を掴もうとするが全員そろって土砂に流されていった。

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