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Fate/WizarDragonknight
どこかで会った、ような?
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の善と成る者 我は常世総ての悪を敷く者」

 鏡が割れるような音とともに、魔法陣が噴火する。ハルトの姿が、炎の中に消えた。

「「汝三大の言霊を纏う七天 抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!」」

 ハルトとほむらの声が重なった。
 そして、眩い炎の光が、赤黒の闇を照らしていく。
 目を開けられなくなり、目を瞑ったまどか。
 
 まどかが得た感覚は二つ。
 この世のものとは思えない、強大な咆哮。
 ぼんやりとした視力が捉えた、
 龍の影を纏う、赤い人影。
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