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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
無事生き残ったから宴会でもする件
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いたんでお弁当作ってきました。」
そういい、舞さんはおにぎりとかおかずとかがギッシリ詰まっている重箱を差し出してきた。
なんとありがたいことだろうか…!
あの舞さんが!俺のために!!
しかしさすがの俺でもこんなに食べられないぞ。
いやここは残さず食べるべきだろう。うん。
「ありがとうございます、舞さん。このお弁当は米の一粒一粒よぉーく味わって全部食べますんで!!」
「何いってんのまーちゃん。皆で食べるんだよ。」
「…え?」
俺のためじゃなかった。
?
それから
「いやー悪いわね!お昼ご馳走になっちゃうなんて!!」
テキトーに呼んだらしいがなんだこの組み合わせは。
「やっぱりマイの手料理は最高サ。そら、どんどん食え食え。」
舞さんのサーヴァント、葛飾北斎は自分のマスターの料理の上手さを知ってもらうべく、集まった人にどんどん勧める。
「これ、全部舞が作ったの?」
「うん。多少タマモキャットに手伝ってもらったりしたけど、味付けは僕だよ。」
「おいしいですね。葵様は料理はからっきしなので…。」
そして図書館の館長、源 葵に紫式部、
こいつらが来るのはまぁ分かる。
以前にも知り合った仲だし、なんか北斎と舞さんとも仲いいっぽいし。
それでだ。
「誰だよお前。」
「…。」
俺の隣でもそもそ舞さんのおにぎり食ってるこいつ。
なんかこいつだけ世界観違くね?って格好してるやつ。
「戦いの時に自己紹介しただろう。竜胆だ。」
あーそうだった。
「にしても随分変わった格好してんのな。お前。」
「まぁ、そう見えるよな。」
真っ白な髪、真っ黒なコート。
腰にぶら下げてるのはやたらゴツい鞘におさめられた赤い刀と黒光りするショットガン。
お前サーヴァント?と思うような出で立ちだが彼はどうやらマスターらしい。
右手の令呪が何よりの証拠だ。
「武蔵のマスターなら、弱いままの俺じゃだめだと思って必死に強くなろうとした。その結果がこれだ。」
「とにかくがむしゃらだったけど、こうして大和くんは立派に戦えるようになったのよ。とは言っても、まだまだ半人前なんだけどね!」
と、大和とかいうやつに対してフォローを入れる武蔵。
「最初なんてすごかったんだから!ゴロツキに遭遇して何をするのかと思ったら財布を置いて土下座を決めこんだの。」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!昔のことはもう…。」
なんか昔話に花を咲かせて勝手にイチャイチャし始めたぞこいつら…。
「まぁ紆余曲折あって、こうして俺は武蔵と一緒に"運び屋"をしてるんだ。」
「運び屋…どんなの運んでるんだよ。」
「モノだったり人だったり、ここでは言えないようなモノだったり、バイクに積めるものな
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