暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第1話『新たな混濁』
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「私は、そんな簡単には甘言に惑わされないわ。」
少女は盾に備わっている時間停止の魔法を発動する。しかし、
「悪いが、時間の特異点である僕に時間を止める君の魔法で通用しない。」
雅は平然としている。
「…どうやら、分が悪いみたいね。」
少女は拳銃をしまう。
「私は暁美ほむら、貴方は?」
「僕は凪風雅。よろしく頼みます、暁美さん。」
「ほむらでいいわ。」
少女、ほむらと雅は協力関係を結び、互いに自己紹介をする。すると、
「またあなたね、私が見つけたファントムを倒したのは?」
ドリルヘアの金髪の少女が、二人の少女を引き連れてやって来る。
「その件だが、ファントムを倒したのは僕だ。」
雅は名乗り出る。
「あら、どうして暁美さんの肩を持つのかしら?」
「肩を持つわけではなく、事実だ。ファントムは本来この世界にいてはならない存在。僕はそれを退治する為にわざわざこの世界に来た。」
「そう、つまり私達魔法少女の敵というわけね。」
少女は黄色い宝石を取り出し、その宝石から光が放たれ魔法少女の姿に変身する。
「なるべく戦闘は控えたいが、簡単には逃がしてもらえそうにないな。」
【CHANGE RIDE-V BUCKLE VERSION SCISSORS-】
雅はディロードライバーをシザースのVバックルに変え、
「変身!」
雅は仮面ライダーシザースに変身する。
「そっちもその気みたいね!」
少女、巴マミはマスケット銃を出現させてシザースを狙撃する。
「ここは、一応使っておくか。」
【GUARD VENT】
シザースはガードベントを発動し、シェルディフェンスを出現させて、弾丸を防ぐ。
「暁美さん、ここは一旦引きましょう。」
【ADVENT】
シザースはボルキャンサーを召喚し、マミに向かわせると、ほむらの手を引いて逃走した。
to be continued.
次回予告
「俺達の世界にいないはずの敵を相手にするには、どうすればいいかわからない。だけど、俺達はそれでも戦わないといけない。次回『新たなる絶望』」
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