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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
アルティメット
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の航路をセットし終えたところなんだ。』
「そうか。」
『・・・・・・なあ、ゼロ。』
「ん?」
『・・・・・・・もし・・・・俺がまたあの時のようにイレギュラー化したら・・・・どうする?』
「!?な、なにをいきなり悪い冗談を言っているんだ!?」
『今回のダブルの件もあってね。ハンターと言えどレプリロイドはいつイレギュラーと見なされるのか分からないから・・・・・・』
「もう、ダブルのことは忘れろ。切るぞ。」
『待ってくれ!真剣に聞きたいんだ!』
通信を切ろうとするゼロに対してエックスは真剣な目で言う。
「・・・・・・」
『ゼロ・・・・・・もし、俺がイレギュラー化して・・・・マーティ達に手を出そうとしたら、君が処理してくれ。』
「・・・・・・・お前も疲れているんだ。早くゆっくり休め。」
そう言うとゼロは回線を切る。
「・・・・・・エックス、怖いのはお前だけじゃないんだ。俺だって、いつ“本当の俺”になるのか分からないんだ。・・・・・ひょっとすればアイリスにまで手をかけてしまうのかもしれない。だから・・・・・」
「・・・・・・ゼロ。」
ゼロは、アイリスを抱きしめながら震える。そんなゼロをアイリスは、拒むことなくそっと頭を撫でた。
操縦席
「・・・・・・・約束だよ、ゼロ。」
エックスは、シャトルの信号を敵と誤解されないよう自分たちのものに切り替えを始める。
「・・・・・・・」
その様子をそっとマーティが見守っていることを知らずに・・・・・・・。
・・・・・・・戦いは終わった。
しかし、エックスの心を例えようのない不安がよぎる。イレギュラーとは、一体何なのか?
もしかしたら、自分自身もイレギュラーとなってしまうのか?
そして、ゼロもまた蘇りつつある過去の記憶が迷いを生じさせる。
・・・・・・・イレギュラーを許せないハンターとしての自分・・・・・。「アイツ」を倒す定めを負った、本当の自分・・・・・・。
全く異なる二つの運命・・・・・・
不吉な予感は現実となり、二人のハンターとその仲間たちを運命の戦いへと導く。
そう遠くない未来で・・・・・・・
でも、二人を大切に想っているパートナーがいる。
彼女たちの存在が運命を大きく変えてくれるのかもしれない・・・・・・・
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